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富士通ネットワークソリューションズ、スマートデバイス利用のネットワークプラットフォームを開発
スマートデバイスを利用したワークスタイル変革ソリューションの提供について
〜モバらくだシリーズの商品ラインアップを強化〜
富士通ネットワークソリューションズ株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長 飯田 春幸、以下 FNETS)は、人、場所、デバイス、業務を問わず、セキュアな環境で仕事ができるネットワークプラットフォーム「モバらくだ for スマートデバイス」を開発しました。既存Webベースの社内システムやクラウドサービスに手を加えることなく、タブレット端末やスマートフォンといった各種のスマートデバイス(社給、BYOD問わず)から「安全かつ快適」に業務ができる環境をご提供します。本日より営業活動を開始し、今春から出荷を予定しています。
【背景】
近年、スマートデバイスの普及にはめざましいものがあり、機器の性能向上だけでなく、ワイヤレスネットワーク通信の高速化により、ビジネスの現場でも積極的に活用しようという企業が増えてきております。一方、各種クラウドサービスの登場により、場所に依存せず自由な環境で働くことで、業務の効率化、顧客満足度の向上を実現することが可能となってきております。そのような中で、情報漏えいや不正アクセスなどセキュリティに対する不安は依然として課題となっており、安心して業務に活用できる環境が求められています。
【概要】
従来、セキュリティ確保のためには、端末側に、あるいは社内システムやクラウドサービス側に、セキュリティのためのしくみを構築する必要がありました。FNETSの「モバらくだ for スマートデバイス」は、利用端末とアクセスするシステムの間のネットワーク上に強固なセキュリティのしくみを構築することで、どのようなスマートデバイスからも、既存Webベースの社内システムやクラウドサービスに手を加えることなく、「安全かつ快適」に業務ができる環境をご提供します。
※参考画像1は添付の関連資料を参照
これまでFNETSでは、自宅や外出先から「簡単」「安全」にオフィスのPCにアクセスし、デスクトップ業務(Excel、Word等)ができる「モバらくだ for PC」(※1)をご提供してまいりましたが、多様化するデバイスと業務に対応するため、画面転送技術を活用した「モバらくだ for スマートデバイス」を開発し、モバらくだシリーズのラインアップ強化を図ります。
これにより、オフィスワークだけでなく、営業ワーク、さらには接客や工事などの現場でも活用できる新しいワークスタイルが実現できます。
※参考画像2は添付の関連資料を参照
【特長】
<利用者のメリット>
・スマートデバイスでは表示が難しいFlash(※2)やActiveX(※3)コンテンツが表示可能(当社独自)
FlashやActiveXコンテンツを含むWebシステムをそのまま表示できるので、いつも通りの操作で作業可能です。
・社内システムもクラウドサービスもSSO(※4)で簡単接続
アクセスするシステムごとにIDやパスワードを入力する煩わしさから解放します。
・個人の端末(BYOD)で社内外のWebシステムが使用可能
使い慣れた個人所有の端末からでも、端末にデータを一切残さず、社内システムやクラウドサービスへアクセスすることが可能です。
・「今だけ」「ここだけ」「あなただけ」のシステムにアクセス可能
利用者が意識することなく、場所、時間帯に合わせたメニューが表示されます。
<運用管理者のメリット>
・クラウドサービスのIDを隠し、私的利用を防止(当社独自)
認証連携により中間パスワードを公開せず、社内システムやクラウドサービスの私的利用や対象者以外(退職者等)のアクセスを防止するため、セキュリティを確保できます。
・端末にデータを残さず、安心して利用を許可
画面転送技術により、利用端末には一切データが残りません。利用者が端末にデータをコピーできないため、安心して利用を許可できます。
・既存社内Webシステムの改修不要
FlashやActiveXのシステムをスマートデバイスでも利用できるように、いちいち改修する必要はありません。
・利用者ごとにサービスの制限が可能
利用者の場所、時間帯によって、利用可能なサービスへの接続メニューを表示します。
・紛失した端末からは利用できないように設定可能
認証連携によりアクセス元の端末が把握できるため、紛失した端末からのアクセスを規制することが可能です。
*以下、「利用イメージ」など詳細は添付の関連資料「リリース詳細」を参照
【商標について】
記載されている製品などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。