イオン、三菱商事子会社「デジタルダイレクト」の全株式を取得

株式会社デジタルダイレクトの株式取得手続きの完了について



　本日、イオン株式会社（以下、イオン）は、三菱商事株式会社が保有する当社連結子会社である株式会社デジタルダイレクト（以下、デジタルダイレクト）の全株式を三菱商事株式会社（以下、三菱商事）より取得しましたのでお知らせいたします。これによりデジタルダイレクトの全株式をイオングループが保有することになります。

　　　　　　　記

１．株式取得の理由
　イオンは、２００９年８月に、テレビショッピングやカタログ通販など、イオングループにはない経営資源を有するデジタルダイレクトの第三者割当増資を三菱商事より引き受け子会社化いたしました。
　イオンは、イオングループ中期経営計画（２０１１年度〜２０１３年度）において、「アジアシフト」「大都市シフト」「シニアシフト」「デジタルシフト」をグループの共通戦略として掲げ、推進しています。
　高齢化社会の進展やデジタルデバイスの急速な普及に伴い、さらなる成長が見込めるシニア向けノンストア事業を一層強化し、「シニアシフト」と「デジタルシフト」を強力に推進することを目的に、この度イオングループはデジタルダイレクトの全株式を保有することといたしました。

　現在、デジタルダイレクトは、TVショッピングやカタログ通信販売など多様なチャネルで、グランド・ジェネレーション（G．G）※層に特化したクロスメディアコマース企業としてさまざまなサービスを提供しています。今後、デジタルダイレクトはグループ一体となった事業展開をさらに加速し、同社が保有する多様なチャネル等の経営資源とイオングループが持つ優良な顧客基盤を活用しながら、G．Gのお客さまに豊かなライフスタイルを提案し続ける「シニアシフト」「デジタルシフト」の中核企業をめざしてまいります。


２．本件の概要
　（１）契約締結日／株式取得日　：２０１３年１月１８日
　（２）契約当事者　　　　　　　　　　：買主　イオン株式会社：売主　三菱商事株式会社
　（３）売買対象の株式　　　　　　　：株式会社デジタルダイレクトの発行済普通株式２，７２０株


２．デジタルダイレクトの概要
　（１）商号　　　　　　　　　　　：株式会社デジタルダイレクト
　（２）所在地　　　　　　　　　　：東京都千代田区神田小川町１−１
　（３）代表者　　　　　　　　　　：小玉毅
　（４）事業の内容　　　　　　　：TV通販、カタログ通販、Eコマース
　（５）資本金の額　　　　　　　：４４５百万円
　（６）設立年月日　　　　　　　：平成１１年１２月１６日
　（７）発行株式数　　　　　　　：６，８００株
　（８）株主および持株比率　：イオン（株）８０％、イオンクレジットサービス（株）２０％
　（９）決算期　　　　　　　　　　：２月


３．業績に与える影響
　本株式取得による当社の２０１３年２月期連結業績に与える影響は軽微です。


　※GRAND　GENERATIONとは、脚本家や大学教授などとして幅広い分野で活躍されている小山　薫堂さんが提唱するシニア世代の考え方です。グランドは最上級を意味し、人生の中でも最上の世代と捉えた考え方にイオンは賛同し「GRAND　GENERATION」をお客さまにご認知いただく取り組みを推進しています。


以上