インテック、関西地域でデータ・バックアップサービス「EINS／BRS」を提供開始

インテック、関西地域でのクラウドサービスを強化
〜データ・バックアップサービス「EINS／BRS」を稼働、リソースを増強〜



　ITホールディングスグループの株式会社インテック（本社：富山市、代表取締役社長：滝澤光樹、以下インテック）は、広域仮想クラウドサービス「EINS　WAVE」（アインス　ウェーブ）を構成するデータ・バックアップサービス「EINS／BRS」（アインス　ビーアールエス）の関西地域での提供を２０１３年１月より開始しました。合わせて、既にサービスを提供している関西地域における仮想サーバ基盤「EINS／SPS」（アインス　エスピーエス）のハードウェアリソースを大幅に増強しました。

　「EINS　WAVE」は、首都圏、北陸、関西の３地域にあるデータセンターを高速ネットワークで接続し、二重化した運用管理体制のもと、全国規模の一つの広域仮想クラウド基盤として提供するクラウドサービスです。
　この度、関西地域で提供を開始した「EINS／BRS」は、遠隔地でのデータ・バックアップを実現するサービスで、この関西地域での提供開始により、特に西日本地域のお客さまのデータ・バックアップの利便性が向上するほか、首都圏地域、北陸地域のお客さまにも、関西地域での遠隔型によるデータ・バックアップを実施できるようになります。
　また、サーバを仮想化して提供するビジネスクラウドサービス「EINS／SPS」では、２０１２年１０月に開業したインテック「大阪第２DC」の設備を、最新機能のものに増強しました。首都圏、北陸、関西の３地域において同一のメニューで提供できるようになり、お客さまは３地域を組み合わせたBCP（事業継続計画）構築において、選択肢を増やすことができるようになります。

　「EINS　WAVE」は、２０１２年６月のサービス開始以来、各拠点でクラウド基盤やデータ・バックアップなどの基盤サービスであるIaaS（Infrastructure　as　a　Service）、電子証明書発行やID統合認証サービスなど安全にクラウドをご利用いただくためのサービスであるPaaS（Platform　as　a　Service）を順次提供してきました。さらにインテック「大阪第２DC」の開業で、より一層可用性と信頼性を高めたサービスを提供できるようになりました。
　今回の関西地域におけるサービス強化により、インテックは、お客さまにご提供するクラウド環境の品質と信頼を高め、お客さまのBCP構築における多彩なバリエーションを提供する広域仮想クラウドサービス「EINS　WAVE」を、さらに進化し、拡充してまいります。

◆広域仮想クラウドサービス「EINS　WAVE」について
　首都圏、北陸、関西の３地域の高機能データセンターをひとつの広域仮想データセンターとして機能させ、高可用なサービスを提供するインテックの広域仮想クラウドサービスです。各拠点で、仮想サーバやデータ・バックアップなどのIT基盤サービスとなるIaaS、電子証明書やID認証などクラウドを安全に利用するためのサービスであるPaaSを提供します。完全二重化した独自開発の運用システムで一元的に管理し、高機能で高品質な運用イノベーションをクラウド環境で実現しています。
　参考）EINS　WAVEサービスサイト　http://www.intec.co.jp/service/einswave/index.html


　＊ロゴマークと参考資料は添付の関連資料を参照


◆仮想サーバ基盤「EINS／SPS」（EINS／Shared　Platform　Service）について
　概要：堅牢なデータセンターと最新の仮想化技術により高品質・高信頼性・高可用性を実現するビジネスクラウド基盤サービス
　特長：・首都圏、北陸、関西の高機能データセンターを超高速ネットワークで接続して「仮想データセンター」とし、分散配置やDRも見据えたビジネス基盤をクラウドで構築可能
　　　　　・仮想化技術により柔軟なサーバリソースを提供する『V−Hosting』
　　　　　・インターネット接続、Firewall、負荷分散などビジネスクラウドに必要な豊富なオプションサービス
　　　　　・お客さまのプライベートネットワークとの専用線接続で、社内やグループ内向けクラウド基盤として利用可能
　　　　　・２４時間３６５日の有人による定常監視。運用代行サービスによる運用アウトソーシングも提供可能（オプション）
　　　　　・バックアップサービス「EINS／BRS」の利用例とサービス詳細と組み合わせることで、BCP用の遠隔DR環境を実現
　価格（例）：V−Hosting　１８，０００円／月より


◆データ・バックアップ「EINS／BRS」（EINS／Backup　Recovery　Service）について
　概要：首都圏、北陸、関西の高機能データセンターに設置したバックアップ専用ストレージにお客さまのデータをお預かりするサービス提供型遠隔バックアップ・リカバリ・サービス
　特長：・対象サーバに導入するバックアップ実行用ソフトウェア（Tivoli　Storage　Manager）と１００GB単位で提供するストレージをセットにした月額課金型Storage　as　a　Service
　　　　　・バックアップ先を首都圏、北陸および関西のTierIIIレベル以上の高機能データセンターとする、災害対策用遠隔データ・バックアップ環境が容易に構築可能
　　　　　・「EINS／SPS」や当社データセンターに設置されたシステム以外でも、「EINS　WAVE」拠点とお客さまのシステム間をネットワーク接続するだけで、バックアップ専用ストレージとして利用可能
　　　　　・Tivoli　Storage　Manager　V６．３が持つ高度なデータ重複排除や圧縮機能等によりバックアップ時は差分のみ送受信するため、転送用の広帯域回線は不要
　　　　　・バックアップデータの世代管理／ファイル単位のリストアなどお客さまが任意で設定／実行可能
　　　　　・バックアップ設計支援、バックアップソフトウェア導入代行、およびDR／BCPコンサルティングなどのプロフェッショナルサービスをオプションで提供
　価格（例）：バックアップ　スタンダード　２０，０００円／１００GB・月から


◆株式会社インテックについて
　お客さまの経営戦略に沿った情報化戦略の立案からシステムの企画、開発、アウトソーシング、運用保守まで、IT分野において幅広く事業を展開しています。特に、データセンター事業は、東京、横浜、大阪、富山などのデータセンターを高速回線で接続した高信頼性サービスを提供しています。２０１４年１月１１日に創立５０年を迎えるインテックは、産業と社会システムの高次化に資するユビキタスICTカンパニーとして、グローバルな視野で、次なる５０年へと新たな挑戦を続けてまいります。
　参考）インテックホームページ　http://www.intec.co.jp/


◆ITホールディングスグループについて
　ITホールディングスグループは、様々なお客さまをITで支援するITエキスパート集団です。
　進化し続ける企業グループとして、グループ各社の個性を活かし総合力で応えます。

※本文に記載されている会社名、商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。