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三井造船、神戸港埠頭からコンテナクレーン3基を受注
神戸港埠頭株式会社よりコンテナクレーンを受注
三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)は、神戸港埠頭株式会社(神戸市中央区、社長:犬伏 泰夫氏)よりコンテナクレーン(スーパーオーバーパナマックス型 22列対応)3基を受注しました。
受注したコンテナクレーンは、今後予測されるコンテナ船の大型化を見込んで整備された神戸港ポートアイランドの水深16mの大水深耐震岸壁であるPC16,17バースに設置されます。
主な特長として、超大型地震(レベル2地震動)に耐える免震装置を備え、22列大型コンテナ船に対応し、荷役効率を向上させるツインリフトスプレッダを搭載しています。
本クレーン整備により、今後のさらなる阪神港(神戸港・大阪港)の港勢拡大および国際競争力強化に貢献できるものと期待されています。
神戸港と大阪港は「阪神港」として「京浜港」とともに、日本の港湾の国際競争力を強化するため、平成22年8月に「国際コンテナ戦略港湾」選定されました。
また、神戸港埠頭株式会社と大阪港埠頭株式会社は平成24年10月に特定港湾運営会社に初めて指定されています。
神戸港埠頭株式会社は、この阪神港(神戸港・大阪港)の国際競争力を高めていくことをめざして、今回のコンテナクレーンの発注に至ったものです。
三井造船はコンテナリゼーションの幕開けとともに、1967年に日本で初めてのコンテナクレーンを神戸港へ納入以来、国内外に280基を超える納入実績を有しています。
また、コンテナクレーンのみならず、コンテナ荷役効率向上に欠かせないコンテナヤード用トランスファークレーンおよびコンテナターミナルマネジメントシステムも豊富な納入実績を有しており、アフターサービスを含めたコンテナターミナルのトータルシステム企業として事業展開しています。
[ 今回受注したコンテナクレーンの主な特長 ]
1.スーパーオーバーパナマックス型 22列対応
2.20ftコンテナを2個同時に荷役可能なツインリフトスプレッダを搭載し、コンテナ荷役効率を飛躍的に向上
3.超大型地震(レベル2地震動)にも耐えうる免震クレーンとして、免震装置を搭載