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日本板硝子環境アメニティ、情報漏洩をガードする「スピーチプライバシーガード」を受注開始

2013-01-15

会話からの情報漏洩をガードする
スピーチプライバシーガード」の受注開始について


 日本板硝子環境アメニティ株式会社(東京都港区、代表取締役社長 袴田正人)は、静岡大学ベンチャー企業の株式会社Sound Concierge(静岡県浜松市、代表 川上福司)と共同開発した「Speech Deformation System(※1)(以下SDS)」を利用し、情報を含んだ会話内容を第3者へ解りにくくする「スピーチプライバシーガード(※2)」の受注を1月21日より開始いたします。

 スピーチプライバシーとは、他人に聞かれたくない情報を含んだ会話が第3者に漏れ聞こえてしまうことで発生する情報漏洩の問題です。この問題は、金融機関相談窓口、調剤薬局窓口、医療機関診察室など、さまざまな場所で発生しています。書面や電子データの個人情報管理は、2005年に施行された「個人情報保護法」により厳しく制限されるようになりましたが、会話からの情報漏洩は規制が無く容認されているのが現状です。こうした問題の解消を提案するのが「スピーチプライバシーガード」です。

 間仕切りなどで区切られた空間において、当社が長年蓄積した遮音・吸音等の防音技術を駆使し、音場の調整による会話の漏れ聞こえを防ぐだけでなく、話者の音声をマイクロフォンで集音し、SDSによる変換処理を行い、変換したマスキング音(※3)を隣接した空間にスピーカから発生させることで、漏れ聞こえている会話の内容を解りにくくいたします。


 ※1・・・Speech Deformation System(特許申請中)とは、話者の音声を実時間で変換し、マスキング音を生成する音声アルゴリズムです。変換処理したマスキング音は、話者の音声を利用しているため、漏れ聞こえてくる音との違和感が少なく、話者の音声を集音したときのみマスキング音を提示するため、静粛性を確保することが可能です。
 ※2・・・スピーチプライバシーガードは、商標登録を申請しています。
 ※3・・・マスキング音とは、話し手の声にかぶせる音のことです。


<主な特長>
 1.最適な音響空間(音場)の設計施工をいたします。
 2.話者の音声を使用するため、自然で違和感の少ないマスキング音となります。
 3.会話していないときの静粛性が確保できます。
 4.2方向間(隣接ブースの双方間)のマスキングが可能です。(従来技術は1方向のみ)


 *参考画像は添付の関連資料を参照


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