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日本TI、ネットワーク接続に必要な全機能を内蔵したモジュールを発表
日本TI、ホーム・ネットワークの設定を簡素化し
ユーザーの使い勝手の向上を提供する
SimpleLink Wi−Fi CC3000モジュールを発表
本日、日本テキサス・インスツルメンツは、ネットワーク接続に必要な全機能を内蔵したSimpleLink(TM)Wi−Fi CC3000モジュールを発表しました。
Internet of Things(IoT、物と物とのインターネット接続)の発展によって、新しい機器はホーム・ネットワークやクラウドにワイヤレスで接続されるようになりました。しかし、ガレージ扉の開閉装置、家電製品、照明、サーモスタットなど、キーパッドやタッチスクリーンなどの操作部やディスプレイを持たない製品をWi−Fi(R)ネットワークに接続する場合には困難が伴います。SimpleLink Wi−Fi CC3000モジュールは、TIが開発したユニークなWi−Fi設定手順であるSmartConfigテクノロジによりディスプレイを持たない複数の家庭内機器を、スマートフォンやタブレットを使い簡単なワンステップの操作でWi−Fiネットワークに接続できます。同テクノロジのデモンストレーション・ビデオは、こちらのリンク(http://www.tij.co.jp/cc3000-pr-v-jp)から参照できます。この『CC3000』モジュールは、Bonjour Zero設定ネットワーキング・テクノロジを使う各種のサービス・ディスカバリ・アプリケーションもサポートしており、ユーザーはネットワーク対応機器を素早く識別し管理することを容易に実現できます。SimpleLink Wi−Fi CC3000モジュールは、『MSP430』ファミリをはじめとした、低コスト、低メモリ容量のマイコン(MCU)システムとの接続を可能にします。
TIのワイヤレス・コネクティビティ・ソリューション担当マーケティング・ディレクターのギル・レイター(Gil Reiter)は次のように述べています。「インターネット接続対応の家庭向け製品を幅広く展開する上で、ディスプレイを持たない機器をワイヤレス・ネットワークに簡単に接続することが障壁となっています。ODM各社は、TIのSmartConfigテクノロジによって、スマートフォンやタブレット製品用の簡単なWi−Fi設定アプリケーションから、SimpleLink Wi−Fi CC3000対応機器をワンクリックでネットワークに接続できるようになり、複雑な家庭内の事前設定を簡素化できます。機器の接続が完了した後は、サービス・ディスカバリ機能によって機器の制御やデーターのモニタが簡単にできるので、ユーザーの使い勝手を、さらに向上します」
「SimpleLink(TM)Wi−Fi CC3000モジュール」http://www.tij.co.jp/cc3000-pr-jp
「『MSP430』ファミリ」http://www.tij.co.jp/cc3000-pr-lp1-jp
*以下、特長と利点などリリース詳細は添付の関連資料を参照
※SimpleLink、SmartConfigおよびMSP430はTexas Instrumentsの商標です。その他すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。
■テキサス・インスツルメンツおよび日本テキサス・インスツルメンツについて
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は、世界を「もっと便利に、安全に、環境にやさしく、健やかに、そしてもっと楽しく」する可能性を広げるため、半導体の技術革新を通じて9万社にのぼるお客様を支援しています。当社は「より良い未来を築く」という責務を果たすことを念頭に、半導体製品の製造から当社従業員への対応、地域貢献にいたるまでの全ての活動にあたっています。
当社の情報はホームページ(http://www.tij.co.jp)をご参照ください。
日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:和田健治、略称:日本TI)は、テキサス・インスツルメンツの子会社で日本市場における外資系半導体サプライヤです。当社に関する詳細はホームページ(http://www.tij.co.jp)をご参照ください。
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日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
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URL:http://www.tij.co.jp/pic
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