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DKSHジャパン、ミクロン・マシニングから国内のマシニング事業を譲受
DKSHジャパンとミクロン・マシニングが
日本国内のマシニング事業の譲渡に合意
2011年1月からDKSHジャパンとして活動
DKSHジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長ヨルグ・ヴォレ)と、機械加工ソリューションプロバイダーであるミクロン・マシニング(本社:スイス・アンニョ)は、日本におけるミクロン・マシニング事業をDKSHジャパンに譲渡する契約を締結しました。2011年1月1日より、営業、販売、アフターサービス等は全てDKSHジャパンによって行われます。
今回の事業譲渡は、30年にわたり国内の自動車、医療機器、電子機器、筆記具業界で導入されてきたミクロン・マシニングの高品質のトランスファーマシン・システムを、DKSHジャパンの市場開拓能力を活かして、幅広い国内製造業の企業への一層の導入を目指したものです。
DKSHジャパンは、本事業の獲得により日本市場における基盤の強化、相乗効果による売上拡大を図ります。また、DKSHジャパンが国内でのマーケティング、販売、プロジェクト管理、アフターサービスを実施することで、ミクロン・マシニング本社に対して日本市場でのビジネスを拡大するマーケットエクスパンションサービスを提供することになります。
2011年1月1日よりDKSHジャパンの本社に専任スタッフを配置し、これまで株式会社ミクロン東京が行っていたミクロン・マシニングの活動を引き継ぎます。新しい連絡先は下記のとおりです。
DKSHジャパン株式会社
テクノロジー事業部門
〒108−8360
東京都港区三田3−4−19
電話 03−5730−7627(ダイヤルイン)
■ミクロン・マシニングについて
ミクロン・マシニングは、複雑な高精度金属部品を製造する高生産性機械加工ソリューションの大手プロバイダーです。特殊な高精度・大量生産のための機械加工システムや切削工具を全世界に供給し、各業界を代表する顧客企業が生産工程の新しいスタンダードを確立するのを支援してきました。ミクロン・マシニングは、顧客企業が起こしたイノベーションの商業化を可能にし、これまでに多数の企業が業界リーダーへと成長していきました。
ミクロン・マシニングは、スイスのアンニョに本社を置き、アンニョとドイツのロットヴァイルにある2つのエンジニアリング・生産拠点において約500人の社員を雇用しています。ミクロン・マシニングは、チューリッヒのスイス証券取引所に上場するスイス・ミクロン・グループ(ISIN:CH0003390066)の一部門です。顧客には、自動車、時計、筆記具、電子部品、製薬、医療産業をリードする大手企業が多数含まれています。
■DKSHジャパンについて
2009年4月に社名を日本シイベルヘグナーからDKSHジャパンに改め、スイスに本社を置くDKSHグループの一員として、またアジアに焦点を当てたマーケットエクスパンションサービスのリーディングカンパニーとして、消費財、生産資材、テクノロジーの3つの事業部門がビジネスを展開しています。
テクノロジー事業部門では、4つの主要ビジネスライン(各種産業機械・工作機械、ハイテク機器、消耗品、特殊金属)を中心に、欧米およびアジアの一流メーカーの最先端テクノロジーを幅広くご提供するとともに、質の高いアフターサービスをお届けしています。
DKSHジャパンは、日本における最初の外資系商社の一つとして1865年(慶応元年)に横浜で創業した「シイベル・ブレンワルド商会」を継承し、以来140年以上にわたって、日本とその文化に貢献してきました。当時「横浜甲90番館」と呼ばれた商館は日本の生糸取引の中心となり「生糸王国日本」を築きあげる上で大きな役割を果たしました。また、日本最初のガス燈のためのガスプラント設置にも貢献し、明治中期には時計・機械などの輸入を開始するなど、日本に根ざしたスイス系商社として多くの足跡を残してきました。