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パテント・リザルト、「パチンコ業界 個別公報 他社特許拒絶件数ランキング2012」を発表
パチンコ業界 2012年に最も引用された特許はセンサテックの「衝撃センサ」
株式会社パテント・リザルトはこのほど、パチンコ関連の特許について、2012年の特許審査過程で他社特許の拒絶理由通知に引用された件数を集計した「パチンコ業界 個別公報 他社特許拒絶件数ランキング2012」をまとめました。この集計により、パチンコ業界において、直近で各社が権利化する際の阻害要因となる特許が分かります。
集計の結果、2012年に最も引用された公報は、不正操作による衝撃を検出するセンサテックの特許「衝撃センサ(特願2007−111244)」の35件となりました。2012年以前も含めると42件の後発特許の拒絶に引用されていますが、相手先の企業はすべて京楽産業となっています。
次いで、山佐の公報「遊技機(特願2002−277505)」の34件、ソフィアの公報「遊技機(特願2004−189264)」の33件となりました。山佐は、ユニバーサルエンターテインメントや、オリンピアなどの出願に、ソフィアは、ユニバーサルエンターテインメントやサミーの出願に対する拒絶理由に引用されています。
上位10件中で、最も出願年が古いのは、9位のSANKYOの特許「遊技機」(特願1993−127525)です。2012年以外も含めると、これまでに60件もの他社特許に対する拒絶理由通知に引用されています。主な引用先には、大一商会やユニバーサルエンターテインメント、サミーなどがあります。
【個別特許 他社拒絶件数ランキング 上位10】
*ランキング表は添付の関連資料を参照
※【集計について】
1993年から2012年11月までに公開されたすべての公報について、2012年1月から10月末までに拒絶理由として引用された公報を抽出。さらに出願人と拒絶先の名義が異なるものについて被引用件数順に集計しました。
本ランキングの詳細データを下記の通り、販売しています。
【パチンコ業界 他社拒絶件数ランキング2012 ご提供データ】
1)ランキングトップ100
調査対象の全公報群の中から、2012年に他社特許の拒絶に引用された件数が多い順上位100件(100件目が多数の場合は同件数の最後まで含めて収録)のリストを提供。
2)上位20件 引用対応リスト
上位20件について、拒絶引用された相手先の公報のリストを集計。
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