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日立、青山高原ウインドファームより2MW風力発電システムを受注

2013-01-05

2MW風力発電システム40基を受注



 株式会社日立製作所(社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、株式会社青山高原ウインドファーム(三重県津市 社長:中西 正)より、同社が三重県津市、および伊賀市に増設する大規模風力発電所向けに国内最大級となる2MW風力発電システム(以下、HTW2.0−80)40基を受注しました。

 国内では、本年7月より固定価格買取制度が導入され、再生可能エネルギーである風力発電システムや太陽光発電システムなどの導入が進んでいます。国内の再生可能エネルギーは、2012年度に2011年に比べて2.5GWの発電設備容量が増加する見通しです。

 今回建設される風力発電システムにより、既に20基(15MW)の風力発電システムが設置されている青山高原ウインドファームに、HTW2.0−80を40基(80MW)増設し、発電設備容量が日本一の95MWとなる計画です。今回、日立は、本発電所の造成工事から設計・製造・据付を受注しました。受注した40基は、2016年3月に18基、2017年3月に22基が順次運転を開始する予定です。

 日立が「HTW2.0−80」で採用しているダウンウィンド方式は、風見鶏効果による風荷重低減で基礎工事コストを低減できること、さらに丘陵地など吹上風が吹く地帯での発電効率が良いのが特徴です。「HTW2.0−80」は、「第9回エコプロダクツ大賞」のエコプロダクツ大賞推進協議会会長賞を受賞しています。また、洋上ではダウンウィンドの効果がより発揮できることから、5MW級ダウンウィンド洋上風力発電システムの開発を推進しています。
 日立は、2012年7月に富士重工業株式会社から風力発電システム事業の日立への事業譲渡が完了し、日立事業所 埠頭工場(茨城県日立市)で開発・製造を開始しました。日立は現在まで、約110基の2MW風力発電システムを受注しており、今後、さらに営業活動を強化して、2015年度に風力発電システムで国内トップシェアをめざします。

 日立は、今後も、風力発電システムをはじめとした社会インフラを支える製品の開発を進め、環境性能に優れた風力発電システム等の自然エネルギー事業を推進し、低炭素社会の構築に貢献していきます。



以上


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