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日本気象協会、12月23日からの寒波襲来に関する情報を発表

2012-12-29

3年連続のクリスマス寒波!!27日にかけて大雪や強風に警戒
〜23日〜24日は西日本の太平洋側でも降雪の恐れ〜



 一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区 会長:繩野克彦)は、2012年12月23日(日)からの寒波襲来に関する情報を発表します。一昨年(2010年)、昨年(2011年)に続いて、今年も3年連続でクリスマス寒波が襲来し、23日(日)から27日(木)にかけて、この冬一番の寒波が流れ込むでしょう。日本海側では大雪や強風に警戒が必要で、西日本の普段雪の少ない地域でも、雪となる恐れがあります。

 日本の上空には、12月23日(日)頃から、この冬一番の非常に強い寒気(寒波)が流れ込みます。この影響で、23日(日)から27日(木)頃にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置が続く見込みです。
 北海道から東北、北陸にかけての日本海側では、大雪や強風を伴う大荒れの天気となるため、長期間にわたって警戒が必要です。23日(日)〜24日(月)は、普段雪の少ない東海や近畿、瀬戸内、四国などでも、雪となる恐れがあります。交通機関(道路や鉄道、空の便など)に大きな乱れが生じることも予想されますので、早めの帰省や行楽時等、ご注意ください。
 なお、気温も、27日(木)頃にかけて全国的に低い状態が続き、西日本の平野部でも各地で、朝の最低気温が0度を下回る「冬日」となる見込みです。


◇防災上の注意点
 警戒期間:12月23日(日)〜27日(木)
 ・北陸や東北を中心に、大雪や強風、ふぶきによる交通の乱れ。雪による見通しの悪化にも注意。
 ・東海や西日本でも、積雪や路面凍結による交通への影響、事故やけがに注意。
 ・電線や樹木への着雪害の恐れもある。
 ・日本海側の海上は大しけになる見込み。


◇今年の寒気の特徴

 ※以下の資料は、添付の関連資料「参考資料1」を参照
  ・図1 ピーク時の寒気の分布(上空1,500m付近)
   左:昨年(2011年12月26日) 右:今年(2012年12月24日の予想)

 今年のクリスマス寒波は、昨年に比べてやや強くなる見込みです。上空1,500m付近の寒気の予想(図1)によると、雪の目安となるマイナス6度以下の寒気(青色)が、昨年と同様に本州をすっぽりと覆ってしまうでしょう。大雪の目安となるマイナス12度以下の寒気(紫色)も、昨年より南下する見込みです。

 また、石川県輪島市の上空1,500m付近の気温の変化(図2)でも、24日(月)頃からはマイナス10度を下回る見込みとなっており、昨年のクリスマス頃よりも強い寒気が入ることを示しています。さらに、寒気の強い状態は27日(木)頃まで続き、昨年と同様に大雪が長期間にわたる恐れがあります。

 ※以下の資料は、添付の関連資料「参考資料2」を参照
  ・図2 輪島上空の気温の変化(予想)
  ・(参考)12月の寒波事例とその影響


 本情報は2012年12月21日時点の予測資料から作成したものです。詳細については最新の気象情報(日本気象協会の気象情報サイト http://tenki.jp/)で確認下さい。


<問い合わせ先>
 一般財団法人日本気象協会 お客様サービス課
 TEL:03−5958−8147、FAX:03−5958−8144、http://www.jwa.or.jpの問い合わせ先


以 上


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