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OKI、IPアドレス・設備管理機能を備えたIT資産管理システム「AssetSentinel」を販売
OKI、IPアドレス・設備管理機能を備えたIT資産管理システム「AssetSentinel(TM)」を発売
〜他に例のないビジュアルな画面でIT資産の可視化と管理効率化を実現〜
OKIグループのソフトウェア開発会社であるOKIソフトウェアは、このたびIPアドレス管理と設備管理の機能を備えたIT資産管理システム「AssetSentinel(TM)」(アセット・センティネル)を開発し、本日より販売を開始します。従来の資産管理ツールには見られないビジュアルな画面で、企業内のIT資産の可視化と管理の効率化を実現します。
従来、企業のIT資産管理のツールとしては、表計算ソフトを利用したものとWebシステム化したものが主に利用されてきました。これらは、いずれも表組みを基本とした台帳管理を行うものであり、ツールに求められる「情報の一元管理」「情報更新の容易さ」および「IT資産の利用状況の把握」のすべてを同時に満たすものではなく、IT資産管理者に多大な負担がかかっていました。
今回発売する「AssetSentinel」は、他商品にはないビジュアルな画面と使い勝手の良いユーザインタフェースによって、IT資産の可視化だけでなく、上記のツールに求められる3要素を同時に実現しています。これにより、IT資産管理者の負担を大幅に軽減し、管理の効率化を支援します。
本システムを構成するIPアドレス管理機能および設備管理機能には、以下の特長があります。
≪IPアドレス管理≫
IPアドレス空間(注1)をマトリクスで視覚的に表現して管理します。IPアドレスの割当をマウスのドラッグ&ドロップで更新することが可能です。IPアドレス空間マトリクスは、目的に応じて表示スケールを変更できます。
また、階層構造を持ち、一度割り当てたIPアドレス空間をさらに細かい単位で再割当することが可能で、組織レベルごとにIPアドレスの割り当て管理権限を委譲できます。
IPv4/v6に対応しており、これからのIPv6時代のIT管理に最適です。
≪設備管理≫
IT設備を、階層構造を持つオフィスマップ上にアイコンとして配置し、設備の利用状況を表現します。設備利用場所は、マウスのドラッグ&ドロップで更新することができます。
資産登録時に発行されるQRコードを設備に添付することで、実際の設備と設備管理情報とを紐付けて管理します。設備現品調査はWebカメラ等でQRコードを読み取ることで実施できるため、大幅な効率化が可能です。
※ 関連資料参照
「IPアドレス管理」画面イメージ
「設備管理」画面イメージ
OKIグループは、企業内のITガバナンス向上への貢献を目指し、本商品を積極的に販売していきます。
【販売計画】
標準価格:500,000円〜 (税別)
出荷時期:2010年12月15日
販売目標:今後1年で20セット、以後順次拡大
【用語解説】
注1:IPアドレス空間
ネットワーク上の機器に割当可能なIPアドレスの領域。
IPv4では2の32乗分、IPv6では2の128乗分の最大空間を持つ。
※沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
※株式会社OKIソフトウェアは、通称をOKIソフトウェアとします。
※AssetSentinelは、株式会社OKIソフトウェアの商標です。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
お問い合わせ先
OKIソフトウェア e−ソリューション事業部 営業本部 営業第三部
電話:03−5232−0864
URL:http://www.oki-osk.jp/contact/
※ 参考資料は、関連資料参照