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ダイハツ、軽乗用車「ムーヴ」をビッグマイナーチェンジし発売

2012-12-27

ダイハツ軽乗用車「ムーヴ」
クラストップ(※1)29.0km/Lの低燃費を達成(※2)
さらに基本性能を向上し、軽初(※3)の衝突回避支援システムも搭載

 *車両画像は添付の関連資料を参照


 ダイハツ工業(株)は、軽乗用車「ムーヴ」をビッグマイナーチェンジし、12月20日(木)から全国一斉に発売する。今回は、マイナーチェンジとしては異例の大幅な改良を施し、燃費性能に加え、基本性能、安全性能、デザインなどの各機能が大幅に進化した
 同時に福祉車両「フレンドシップシリーズ」の「ムーヴ フロントシートリフト」も仕様変更した。

 今回のムーヴは、昨年発売した「ミライース」で培った軽自動車の本質である「低燃費・低価格」をさらに進化させた「e:Sテクノロジー第2弾」を搭載。それに加え「ファン&リラックスドライブ」をコンセプトに基本性能を向上。また、先進の衝突回避支援システム「スマートアシスト」を採用するなど、ダイハツの考えるクルマづくりの全てを盛り込んだ

 新しいムーヴの主な特長は、以下の通り
 (1)クラストップの低燃費29.0km/Lを既存技術の徹底追求により低価格で達成
 (2)基本性能を大幅に向上し、安心感のある走りや、快適な乗り心地、上質な室内空間を実現
 (3)軽自動車初となる、衝突回避支援システムなどの先進デバイスを低価格で搭載
 (4)安心感・存在感を感じるデザイン


 ※1:全高1,550mm以上の軽乗用車クラス 2012年12月現在 ダイハツ調べ
 ※2:ターボエンジン車を除く2WD車
 ※3:2012年12月現在 ダイハツ調べ


■車両概要

【エコロジー】
〜クラストップ29.0km/Lの低燃費を達成〜
 「e:Sテクノロジー」はパワートレーンの進化、車両の進化、エネルギーマネジメントの3つの要素で構成されており、今回の「e:Sテクノロジー 第2弾」では、特にエネルギーマネジメントにおいて、サーモ(熱)マネジメントを追求し、燃費を向上。クラストップの低燃費を達成した

 ◇進化した「e:Sテクノロジー第2弾」はサーモ(熱)マネジメントを徹底追求
  <エネルギーマネジメント>
   ・軽自動車初「CVTサーモコントローラー」の採用
    軽自動車初採用となるCVTサーモコントローラーで、エンジンとCVTの温度を相互に最適化し、
    燃焼効率、動力伝達効率を高め、燃費を向上
   ・CVTサーモコントローラーで最適化された温度に応じて燃料噴射や変速制御を最適化
   ・i−EGRに加え、気筒毎の点火タイミングをコントロールし、燃焼状態を最適化
   ・エンジンルーム内にスムーズに風を導き、吸気の熱膨張を抑えて燃焼効率を向上
   ・新「エコアイドル」もさらに進化し、ブレーキをかけ、車速が9km/h以下になるとエンジンを停止

  <パワートレーンの進化>
   ・CVTフルードの低粘度化や変速ギヤのハイギヤ化を行い、燃費を向上

  <車両の進化>
   ・意匠変更による空力改善や車高を低くすることで走行抵抗を低減

 ◇クラストップの低燃費で新エコカー減税「免税」対象を獲得
  ・2WD車(ターボ車を除く)でクラストップの低燃費29.0km/Lを達成
  ・新エコカー減税「免税」対象を獲得(※4)


【エコノミー】
〜徹底的な低コスト化活動の継続により入り口価格107万円の低価格を実現〜

 ◇部品軸での低コスト化活動や買い方の見直しなど、原価低減活動を継続
  ・部品軸での低コスト化活動では、設計素質の向上として、「構造は原理的に正しいか」「材料のポテンシャルは充分に引き出せているか」「デザインや造り方の工夫で、もっと安く造ることはできないのか」の観点から、設計素質を考慮したデザイン開発や生産要件を踏まえた部品設計など、機能の垣根を超えた低コスト化活動を実施。部材配置・形状・材料選定を徹底的に見直すことで、品質面・原価面で、最も素質の良い図面を追求するとともに、部品点数の削減や軽量化による原価低減を実現
  ・設計素質の向上により、原価低減を行ったうえで、商品特性にふさわしい商品力を追求することで、商品力を向上しながら、低価格化を実現


 ※4:ターボエンジン車の4WDを除く全車


【パフォーマンス】
〜基本性能を大幅に向上し、安心感のある走り、快適な乗り心地、上質な室内空間を実現〜

 ◇「ファン&リラックス ドライブコンセプト」
  ・全車フロントスタビライザー、2WD全車にリヤスタビライザーを搭載。ロールを大幅に低減し、安定した車体姿勢を維持
  ・全車ローダウンサスペンションを採用し、安定した走行性能を実現。高速道路などの走行中もリラックスしたドライブが可能
  ・ブッシュバネのバネ定数を低減し、路面から伝わる振動を減少。さらに、ロール剛性向上により、ロール時の姿勢を安定させるとともに、フロントとリヤのロール剛性比最適化により操舵時のリニア感を向上するなど、足回り部品の徹底追求により、乗り心地を向上
  ・ダッシュインナーサイレンサーの性能向上や、防音材の最適配置などにより、静粛性を大幅に向上
  ・エンジンスターターのギヤ見直しによるクランキング音低減、マフラー容量の大型化などあらゆる箇所の見直しにより、始動から加速走行時の静粛性を向上し、乗った瞬間から分かる上質な室内空間を実現


【セーフティ】
〜軽自動車初となる衝突回避支援システムを採用(※5)〜

 ◇衝突回避支援システム「スマートアシスト」
  (1)低速域衝突回避支援ブレーキ機能
   約4〜約30km/hで走行中は、「レーザーレーダー」が前方車両を認識。衝突の危険性が高い場合に、ブザーとメーター内のインジケーター表示でドライバーに警告。その後もドライバーがステアリングやブレーキで回避操作せず、衝突の危険性が非常に高まった場合に緊急ブレーキが作動。相対速度が約20km/h以下の場合は衝突回避、約20〜約30km/hの場合は、被害軽減を支援

  (2)誤発進抑制制御機能
   停止中または、約10km/h以下で走行中に、前方約4m以内に障害物(建物や壁など)がある状況で、ペダルの踏み間違いなどにより必要以上にアクセルを踏み込んだとシステムが判断した時、ブザーとメーター内のインジケーター表示でドライバーに警告するとともに、エンジン出力を制御し、発進を抑制。エンジン出力の抑制制御はアクセルを踏み続けている間、最長約8秒間継続

  (3)先行車発進お知らせ機能
   信号待ちや渋滞などで先行車に続いて停車中、先行車が発進しても自車が発進しない時に、ブザーとメーター内のインジケーター表示でドライバーに案内

  (4)VSC&TRC
   全車に標準装備したABS(EBD機能付)に加え、加速時などでの駆動輪のスリップを防ぐTRCと、旋回時の横滑り制御を組み合わせたVSCを採用。急なハンドル操作や滑りやすい路面での旋回時にも、車両安定性を確保


 ※5:L“SA”、X“SA”、カスタムX“SA”、カスタムX“Limited SA”に標準装備

  スマートアシストはお客様の安全運転を前提としたシステムです。スマートアシストに頼った運転は行わず、安全運転を心がけて下さい。
  スマートアシストの低速域衝突回避支援ブレーキ機能は、約4〜約30km/hで走行中、先行車との衝突の危険性が高まった場合に作動し、自動的に停止または減速して衝突回避や衝突被害の軽減を図ります。
  二輪車や歩行者、電柱、壁などにも作動する場合がありますが、これらへの衝突を回避することを目的とはしていません。
  ドライバーが回避操作をおこなった場合や、路面状態、気象等の条件によっては、システムが作動しない場合があります。


【デザイン】
〜フロントフェイス・インパネデザインを一新〜

 ○エクステリア
  ◇ムーヴ「シンプルでスマート、さらに安心感あふれるスクエアスタイル」
   ・フード先端を持ち上げ、角型ヘッドランプとグリル・バンパーを大きな塊に見せ「シンプル・安心感」を表現。安心感の伝わるシンプルでボリュームのあるフロントフェイスへ一新
  ◇ムーヴ カスタム「存在感とプレミアム感あふれる先進のスポーティスタイル」
   ・軽ガソリン車初の4連LEDヘッドランプを採用し、存在感・高級感が向上
   ・大型メッキグリルとバンパーに組み込まれたターン&フォグランプを特徴的なグラフィックに配置することで、存在感際立つスタイルへ進化。また、新色のタングステングレーメタリックを設定

 ○インテリア
  ◇ムーヴ&ムーヴ カスタム「上質で広々、使い勝手も進化したインテリア」
   ・インパネデザインを一新し、メーター位置を運転席前配置として、使いやすさを向上
   ・ムーヴはベージュをアクセントにした2トーンインパネが洗練されたくつろぎ感を演出。また、文字サイズを拡大した自発光式メーターを採用し、視認性を向上
   ・ムーヴカスタムはブラック基調の室内に、オーディオパネルのブラック加飾やシルバー加飾がアクセントとなりプレミアム感を演出。また、メッキリングや立体目盛で高級感を演出した自発光式3眼メーターを採用
ユーティリティ

〜あらゆるシーンに対応した快適・便利機能〜
  ◇充実の収納とドライバーをサポートする新機能で快適なドライブ
   ・インパネ周りの収納を充実し、使い勝手を向上。助手席オープントレイは薄型ボックスティッシュを上向きにおいて取り出すことが可能に
   ・ライト消し忘れによるバッテリー上がりを防止する「ヘッドランプ自動消灯システム」を全車に採用
   ・メーター内に配置された「キーフリー電池残量警告灯」により、キーフリーシステムのカードキー電池残量が減り、交換時期が近づくと警告灯が点滅し案内(L、L“SA”を除く全車)
   ・車速に応じてワイパーの間欠時間を自動調整する「車速感応式フロント間欠ワイパー」を全車に採用し、雨天時の運転しやすさに配慮

  ◇新開発のメモリーナビゲーション(※6)が車両の状態をいち早くドライバーにお知らせ
   ・「故障・警告表示機能」により、メーター内の警告灯と連動し、その内容をナビ画面に表示。半ドアやフットブレーキ未解除を案内。また、車両故障の内容をナビ画面に表示
   ・「燃料残量警告灯連動ガソリンスタンド探索」により、メーター内の燃料残量警告灯と連動して、ナビ画面でもガソリン残量不足を警告すると共に、最寄のガソリンスタンドを表示
   ・「iPod&USB連動機能」により、iPod、USBを接続し、ナビ画面で操作可能


 ※6:カスタムX“Limited”、カスタムX“Limited SA”に標準装備。X、X“SA”、カスタムRSにメーカオプション。


■販売概要
 国内月販目標台数 :12,000台(ムーヴコンテを除く)
 発表展示会      :・2013年1月3日(木)〜6日(日)
               ・  〃 1月12日(土)〜14日(月) など


 *メーカー希望小売価格は添付の関連資料を参照


 お客様からのお問合せについては、最寄りのダイハツ販売会社または、ダイハツ工業(株)
 お客様相談室(Tel 0800−500−0182)にお願いいたします


以 上


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