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富士通システムズ・ウエスト、機能強化したリアルタイム3次元建築設備CAD最新版を販売
リアルタイム3次元建築設備CAD「CADEWA Real 2013」をリリース
〜 高度・複雑化する設備情報のよりスムーズな活用を実現 〜
富士通システムズ・ウエスト(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:鈴木 英彦)は、建築設備CAD「CADEWAシリーズ」の機能強化を行い、「CADEWA Real 2013(キャデワ リアル 2013)」として、2013年2月4日から販売開始します。
今回の機能強化では、高度・複雑化する設備要求に応えるため、64bitアプリケーション化・基本性能の向上を行い大容量図面データへの対応を可能としました。またプロパティウィンドウの常時表示化、配管・ダクトの接続パターン自動絞り込みなどの機能追加により、操作性向上を実現しました。
※「CADEWAシリーズ」は当社と株式会社四電工の共同開発製品です。
当社が1987年に提供を開始した「CADEWAシリーズ」は、建築設備業界などのお客様にご利用いただいており、累計約25,000本を出荷しました。
2009年から提供の「CADEWA Real」は、電気/設備の設計図・施工図を効率的に作画でき、より精度の高い図面仕上げが可能な建築設備CADです。また"2次元図面と3次元CGのリアルタイム双方向連動"により、平面/断面/3次元CGの各画面を自在に操作することが可能で、複雑化する現場への「見える化」 「見せる化」 「合意形成」に絶大な効果を発揮します。
このたび販売開始する新バージョンでは、建設業界で注目されている「BIM(注1)」をお客様により活用いただけるよう、64bitアプリケーション化による取り扱い可能データ量の拡大や、処理高速化による建物全体モデルのスムーズな利用を実現しました。
また、図面作成・編集機能の操作性向上により、お客様は、高度・複雑化する設備情報をより柔軟に、より効率よく扱うことが可能となります。
*イメージ画像:CADEWA Real 2013 トップページ(建物全体モデル イメージ)は、添付の関連資料を参照
【 機能強化ポイント(抜粋) 】
1.大容量図面データ対応と基本性能の向上
・取扱い可能データ量の拡大:64bit対応により搭載全メモリが使用可能となり、大容量図面へ対応
・データ制御の見直し:断面要素の取り扱い方法を見直し、データ容量を60%〜40%削減(従来比)
・レスポンス向上:メモリ・CPU制御手法を刷新し、1.5〜2倍の高速化(従来比)を実現
2.図面データ連携の強化
・IFC入出力機能の向上:各階の基準高さ概念を取り入れる事により、複数階図面の受渡しが可能
・BE−BridgeVer5.0対応:「電気部材」「ダクト部材・配管部材の単線」の入出力が可能となり、高い互換性を実現
3.操作性の大幅な向上
・プロパティウインドウによる直感的な操作:指示部材の情報を常に表示・編集でき、図面修正の簡単・効率化を実現
・ペーパーレイアウト図面作成機能の向上:ダクト・配管の切断面表示記号等の仕上げ機能充実を実現し、より簡単に完成度の高い図面出力が可能
4.設備専用機能の強化
・空調・衛生:配管・ダクト接続パターンの自動絞り込み機能等により、初心者にも分かりやすい操作性を実現
・電気:配線の一括CG変換やケーブルラック上への自動CG配線作画等により、図面作画の効率化を実現
【 販売価格、および出荷時期 】
*添付の関連資料を参照
【 関連リンク 】
「CADEWA Real」紹介ホームページ
http://jp.fujitsu.com/group/fwest/services/cadewa/
【 商標について 】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
CADEWAは株式会社四電工の登録商標です。
【 注釈 】
(注1):BIM:Building Information Modeling の略称。
【 お問い合わせ先 】
《お客様お問い合わせ先》
株式会社富士通システムズ・ウエスト
ビジネスソリューション本部
第二ソリューション事業部 第三ソリューション部
【東京支社】TEL:03−6424−9373 (直通)
【松山事業所】TEL:089−945−6228 (直通)
E−mail:fwest-cadewa@cs.jp.fujitsu.com