日立ビジネス、物品貸出管理システム「レンタルマイスターシリーズＶｅｒ．１．０２」を販売

物品貸出管理システム
「レンタルマイスターシリーズＶｅｒ．１．０２」を販売開始
〜ＵＨＦ帯ＲＦＩＤのサポートと棚卸機能の操作性向上〜


　日立ビジネスソリューション株式会社（横浜市中区桜木町、取締役社長　木村　伊九夫、資本金　３５億６千万円）は、企業内で保有している書籍や媒体などの物品の貸出管理、棚卸業務の効率化を支援する　「レンタルマイスターシリーズ」を販売しておりますが、このたび、国際標準規格に準拠したＵＨＦ帯ＲＦＩＤ（Ｒａｄｉｏ　Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ　Ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ）をサポートするとともに、ＵＨＦ帯ＲＦＩＤ用ハンディリーダに対応した「レンタルマイスターシリーズＶｅｒ．１．０２」を開発し、２０１１年１月１３日より出荷を開始します。


１．今回強化した主な機能
（１）「レンタルマイスターシリーズ」共通の機能
　１）ＵＨＦ帯ＲＦＩＤをサポート
　　物品管理用のタグとして従来からサポートしている日立製作所製の「μ−Ｃｈｉｐ」（ミューチップ）（超小型の無線ＩＣチップ）とバーコードに加え、今回新たに、日立製作所製および日立化成工業製の新製品である「μ−Ｃｈｉｐ」Ｎ　モデルを始めとした、国際標準規格　ＩＳＯ／ＩＥＣ１８０００−６　ＴｙｐｅＣに準拠し、ＵＨＦ（８６０−９６０ＭＨｚ）に対応したＲＦＩＤをサポートしました。ＵＨＦ帯ＲＦＩＤは従来の周波数帯のものよりも長距離での読み取りが可能です。また、導入時においてもＲＦＩＤの選択肢が広がりますので、初期導入コストを抑えることができます。

　２）物品格納場所を保管場所として登録
　　「レンタルマイスター」では、物品の保管場所をアイテム毎にあらかじめ設定しておく「固定ロケーション」機能のみをサポートしていましたが、今回、「レンタルマイスターシリーズ」共通機能として、リーダ装置を利用し、実際に物品を返却格納した場所を保管場所として登録できる「フリーロケーション」機能をサポートしました。

（２）「レンタルマイスターエンタープライズ」の機能
　１）ハンディタイプのＲＦＩＤリーダ装置への対応
　　大量物品の棚卸の際に、持ち運びに便利な手軽なハンディタイプのＵＨＦ帯ＲＦＩＤ用リーダをサポートし、棚卸の操作性が大幅に向上しました。
　　棚卸開始時にパソコンの画面上で棚卸対象とする棚を指定し、指定された棚の保管物品情報をあらかじめ棚卸対象物品情報としてハンディリーダへダウンロードします。ハンディリーダへ取り込んだ棚卸対象物品情報と、実際にハンディリーダでピッキングした物品のＲＦＩＤ情報を突き合せした結果を、棚卸作業の途中でもハンディリーダ画面上で常に確認できます。照合結果は、パソコンへアップロードすることなく棚卸場所で確認できるので、棚卸作業にかかる無駄な移動や手間を削減できます。


　※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照