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富士フイルム、コロンビア・パナマに現地法人を設立し中南米のデジカメ事業基盤を強化
中南米地域におけるデジタルカメラ事業基盤を強化
コロンビア、パナマに現地法人を設立
富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、経済成長著しい中南米市場でデジタルカメラ事業の拡大を加速させるため、コロンビア共和国 ボゴタにコロンビア国内の直販機能をもつ現地法人「FUJIFILM COLOMBIA S.A.S」を、パナマ共和国 パナマに中南米地域の物流拠点となる現地法人「FUJIFILM Latin America (PANAMA) S.A.」をそれぞれ設立し、平成25年1月から営業を開始します。
当社は、高級機種「X シリーズ」からエントリークラスまで幅広いラインアップでデジタルカメラ事業を展開しており、製品の拡販が見込まれる地域での体制を強化しています。昨年はウクライナ、韓国、インドネシア、今年は、ベトナム、南アフリカ、トルコ、スウェーデン、フィリピンにおいて直販体制を構築し、デジタルカメラ事業の拡大を図ってきました。
コロンビア共和国は、社会・経済の安定が進むなか、民間投資が刺激され2010年以降の経済成長率年平均約5%と着実な成長を遂げています。人口は中南米地域でブラジル、メキシコに次いで約46百万人と多く、今後デジタルカメラの一層の需要拡大が期待される市場です。当社は、これまで現地の販売代理店を通じてデジタルカメラを販売してきましたが、この度、直販体制に切り替えて、現地に密着したマーケティング活動及び迅速なセールス活動を展開していきます。
また、中南米地域はコロンビア以外にも経済成長率の高い国が多く、デジタルカメラ市場での高い需要が期待できます。この地域の中心に位置し、物流コスト・交通利便性で優位にあるパナマに中南米地域の物流拠点をもつことで、中南米諸国販売代理店へのデリバリーリードタイムの大幅な短縮や同代理店における在庫負担・輸送費負担の軽減などを実現します。
これらの現地法人設立により中南米地域でのデジタルカメラの事業基盤を強化します。発売以来ご好評をいただいているレンズ交換式プレミアムカメラ「FUJIFILM X−Pro1/X−E1」など高級機種「X シリーズ」を中心に、高画質や高品位な質感を徹底的に訴求するため、販路の開拓や広告宣伝を展開するなど、デジタルカメラ事業の販売戦略をダイナミック且つスピーディに進めていきます。
富士フイルムは海外各地での販売体制強化により、グローバルマーケットにおけるデジタルカメラ事業の成長を推進すると共に、各国における産業・文化のさらなる発展に貢献していきます。
<コロンビア現地法人の概要>
会社名 :FUJIFILM COLOMBIA S.A.S
所在地 :コロンビア共和国 ボゴタ
代表者 :石成 融
資本金 :2億円
<パナマ現地法人の概要>
会社名 :FUJIFILM Latin America(PANAMA)S.A
所在地 :パナマ共和国 パナマ
代表者 :石成 融
資本金 :1.5億円