積水ハウス、うめきた・グランフロント大阪にオープンイノベーション拠点を開設

生活者の「感性」と積水ハウスの「技術」とが共創
“業界初”のオープンイノベーション拠点
「SUMUFUMULAB（住ムフムラボ）」
うめきた・グランフロント大阪のナレッジキャピタルに来年４月開設



　積水ハウス株式会社は、２０１３年４月下旬にまちびらきが予定されているうめきた・グランフロント大阪の中核施設「ナレッジキャピタル」内の「フューチャーライフショールーム」において、業界初のオープンイノベーション拠点「SUMUFUMULAB（住ムフムラボ）」を開設いたします。

　家族形態や働き方、コミュニティの多様化、環境共生や健康意識の高まりなど、暮らしを取り巻く社会変化により、これまでの住宅概念を超えて、どのように住むのかを考えることが、豊かで快適な人生を送るための大切なファクターであり、その重要性が大きくなっています。

　「住ムフムラボ」は「生きるコトを、住むコトに。」をテーマに、これからの社会に求められる多様な住文化を創出していくために、積水ハウス総合住宅研究所が開設する業界初のオープンイノベーション拠点です。２１１万戸の住宅供給実績を誇る積水ハウスの研究開発ノウハウ・技術をベースに、梅田に集まるたくさんの高感度な「生活者」や「有識者」「大学・教育機関」「メディア」「ナレッジキャピタル参画団体」「企業」などのステークホルダーと様々な形で共創する仕組みを構築し、新しい住文化を創造していくことを目指します。


■「生きるコトを、住むコトに。」
　〜人生を豊かにするために住む時間をより大切に感じてもらう〜

　ますます多様化する暮らしの中で、「住むコト」は自分を取り巻く大切な人たちと一緒に「生きるコト」であり、健康で心地よい豊かな時間を「生きるコト」であると積水ハウスは考えます。

　「住ムフムラボ」では、来場されるお客様とともに、これからの住文化を考え、発見、創出していく活動を行う施設を目指しています。

　様々なジャンルの本や情報、感性を刺激するイベント・展示や生活者同士の交流を行い、「生きるコト」を考えることから「住むコト」を好きになってもらいたいと考えています。

　これからの生活者にとっての「生きるコト」から「住むコト」を一緒に考え、新しい住文化を創出するというアプローチは、誰もが“いつもいまが快適”を実感できる住まいづくりを「生涯住宅」思想のもとに推し進め、ブランドビジョンとして「SLOW＆SMART」を掲げる積水ハウスのミッションであると考えました。

　来年４月下旬開設に向け、共創する団体やイベントなど実施内容を随時発表していく予定です。


■今、なぜ「共創」なのか？
　核家族や都市生活、共働きの家庭の増加、高齢化、暮らしのIT化、便利家電の普及、社会の２４時間化等を背景に、住まいと暮らし方に対する個々人の価値観や生活習慣はこの１０年、２０年で激変しています。
　そうした中で、家族のつながり方、子育てのスタイル、シニアライフの姿、家での仕事の姿、さらには食事家事くろ、、つぎ、学び、趣味から、ひいては洗面、入浴まで私たちの生活動作、作法は大きく変化しています。
　誰しも、どこかに住んでいる「生活者」であり、私たちにとって「住むコト」は３６５日のテーマなのです。しかしながら、私たちはファッションや道具へのこだわりに比べて、一番の基本である「住まい」、そして「住むコト」への自己のこだわりを実現できずにいるのではないでしょうか。ともすると、与えられた住まいの形に自分を合わせることで、窮屈でストレスの多い暮らしを強いられているのではないでしょうか。
　積水ハウスは、それは豊かな暮らしの実現を妨げているのではないかと考えました。同時に便利で合理的な暮らしをそのまま追認することが良いわけではありません。本当の豊かさ、快適さ、そして家族の人生、絆、成長、物語の場としてのこれからの住まいの「作法」を生活者の皆様と発見していきたいと考えます。そこに、科学的裏づけで快適さや暮らしの豊かさを解き明かしていきます。それが積水ハウスの考える「共創」なのです。


■「うめきたのナレッジキャピタル」だからできること
　２５０万人の乗降客を誇る西日本最大のターミナルが隣接する「うめきた」のナレッジキャピタルのコンセプトは「『感性』と『技術』が融合し、新たな知的価値を生み出す複合施設」。そこには「有識者」「大学・教育機関」「ナレッジキャピタル参画団体」「メディア」「企業」など様々なステークホルダーが分野を超えた才能が交差し、新しい価値を生み出す場所となります。
　「住ムフムラボ」は、暮らしのプロである生活者と住まいづくりのプロである積水ハウス、そして様々な専門分野の知見やノウハウを結集し、新たなプロジェクトや新しい価値を創造するプラットホームとしてこれまでの住宅の概念を超えた「住むコト」の可能性と未来を発信していきます。


※共創イメージ・施設の概要などリリース詳細は、添付の関連資料を参照