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矢野経済研究所、インド・インドネシア・中国のソーシャルコマース市場に関する調査結果を発表

2012-12-20

インド・インドネシア・中国のソーシャルコマース市場に関する調査結果 2012
〜インドはOtoO、インドネシアは物販系、中国は物販・デジタル系が有望〜



【調査要綱】
 矢野経済研究所では、次の調査要綱にてインド・インドネシア・中国のソーシャルコマース市場の調査を実施した。

 1.調査期間:2012年8月〜11月
 2.調査対象:インド・インドネシア・中国のソーシャルコマース関連企業、ソーシャルプラットフォーム運営企業等
 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e−mailによるヒアリング、ならびに文献調査を併用

 <ソーシャルコマース市場とは>
  本調査におけるソーシャルコマース市場とは、ソーシャルメディア・ソーシャルツールを介して行われる商業活動(物販およびサービス)を指す。当該市場にはOtoO(Online to Offline)型も含まれるが、市場規模はオンラインで完結する商業活動(物販およびサービス)のみを対象に算出している。


【調査結果サマリー】

◆インドのソーシャルコマース市場規模は2012年で2.2億米ドルの見込み、2015年で31.8億米ドルを予測
 インドではEC(電子商取引)市場は成長分野だが、現状は物流環境の悪さや決済環境の特徴などにより、参入に対する投資コストは高いと考えられる。一方で、ソーシャルメディア人口は多く、ソーシャルプラットフォームのアクティブ率が高い。また影響力も強いので、OtoO(Online to Offline)型の活用分野がより有望であると考える。

◆インドネシアのソーシャルコマース市場規模は2012年で1.1億米ドルの見込み、2015年で4.2億米ドルを予測
 インドネシアは、ジャワ島、特にジャカルタを中心にすでにEC市場が急成長している。ソーシャルプラットフォームの利用率・アクティブ率も高いため、物販系のソーシャルコマース分野は有望であると考える。一方のデジタル系については、課金・コンテンツ開発等の課題から、市場創出・形成の段階にあるため、デジタル系ソーシャルコマースの成長性には中長期の視点が必要である。

◆中国のソーシャルコマース市場規模は2012年で491.3億米ドルの見込み、2015年で897.3億米ドルを予測
 中国は、物販系・デジタル系サービスともEC市場はすでに大きく成長している。これに伴い、複数のローカル(主に中国の地元企業)のソーシャルプラットフォームも成長しており、売上規模も拡大している。物販系・デジタル系ともソーシャルコマースの成長性が高く、今後も市場規模の拡大が見込まれる。


【資料発刊】
 資料名:「アジア新興国でのソーシャルプラットフォームにおけるビジネス展望」
 http://www.yano.co.jp/market_reports/C54113200


※以下、リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照

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