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国際航業、「ほどよし1号機」の地球撮影実験事業を受託
超小型衛星「ほどよし1号機」の地球撮影実験公募
に係る特定実験事業者に採択されました
〜あらたなる地球観測事業への挑戦〜
国際航業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中原 修、以下、「国際航業」)は、このたび、株式会社アクセルスペース(本社:東京都千代田区)が実施した超小型衛星「ほどよし1号機」の地球撮影実験公募に係る特定実験事業者に採択されました。衛星がどのタイミングでどの地点の写真を撮るか(いわゆる「シャッター権」)を企画し、将来のビジネスに繋がる魅力的な実験計画を提案することになります。今後、打ち上げが終わり次第、衛星のシャッター権を利用して、様々な地球の事象に対する撮影を依頼してまいります。
国際航業は、リモートセンシングとコンサルティング分野で培った技術とノウハウを活用し、「ほどよし1号機」で得られる画像の農林水産業や環境分野、さらには地震や台風災害等の大規模災害等への適用を検討してまいります。また、超小型衛星の低コスト・独自運用可能性等の優位性を活かした、これまでに無い衛星リモートセンシングのビジネスモデルを検討するとともに、本観測データやビジネスモデルが、国内のみならずアジアを始めとする世界各国で利用できるような仕組みの検討も行ってまいります。
以上
<「ほどよし1号機」とは>
内閣府総合科学技術会議により創設された最先端研究開発支援プログラム「日本発の『ほどよし信頼性工学』を導入した超小型衛星による新しい宇宙開発・利用パラダイムの構築(中心研究者:東京大学航空宇宙工学専攻・中須賀真一教授)」では、超小型衛星「ほどよし1号機」の開発を進め、2012年10月に完成しました。
「超小型衛星」という日本の技術の強みを活かし産学共同で作り上げた衛星になります。地上分解能6.7mのマルチスペクトル(青、緑、赤及び近赤外の4バンド)の光学センサーを搭載した質量60kgの衛星で、同サイズのリモートセンシング衛星としては世界で最も地上分解能の高いものとなる予定です。
※参考画像は、添付の関連資料を参照
【株式会社アクセルスペースについて】 http://www.axelspace.com
【代表者】 代表取締役CEO 中村 友哉(なかむら ゆうや)
【本社所在地】 〒101−0052 東京都千代田区神田小川町2丁目3番13号 M&C ビル7階
【設立】 2008年8月8日
【資本金】 10,000千円(2012年10月31日現在)
【事業内容】 超小型衛星等を活用したソリューション、超小型衛星・関連コンポーネントの設計及び製造、打ち上げアレンジメント及び運用支援・受託
【国際航業株式会社について】 http://www.kkc.co.jp/
国際航業株式会社は、空間情報コンサルティングのリーディングカンパニーとして、創業以来、社会インフラの整備、構築に貢献してきました。
現在、国際航業では、最先端計測技術を駆使して取得できる空間情報は多岐にわたり、高度な分析を可能にするGISを活用して、「環境・資源・エネルギー」「防災・減災」「行政支援」「社会インフラ」「都市空間データ基盤」に関する総合コンサルティングを行っています。
国際航業は、GISを活用した防災・環境・資源・エネルギーの総合コンサルタント&アセットマネジメント企業として、長年にわたり国内外で培った社会インフラ整備の技術と実績、再生可能エネルギーの導入ノウハウを元に、官民問わず、国内外に向け「安全安心な地域づくり」「低炭素社会づくり」を通した、新しい時代が求める「グリーン・コミュニティ」の創造を提案してまいります。
【名称】 国際航業株式会社
【本社所在地】 〒102−0085 東京都千代田区六番町2番地
【資本金】 169億3千9百万円
【従業員数】 2,115人(連結)(2012年4月末現在)