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ヤマハ、スピーチプライバシーシステム「VSP−1」をオフィス向けにマスキング音をバージョンアップ
重要な会話、機密を含む会話等のプライバシーを守る
ヤマハ スピーチプライバシーシステム
『VSP−1』
−オフィス向けにマスキング音をバージョンアップ、2013年1月より出荷開始−
ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区中沢町10−1、社長:梅村 充)は、ヤマハスピーチプライバシーシステム『VSP−1』のオフィス向け対応力を高めるため、マスキング音をバージョンアップし、2013年1月より出荷を開始します。
<開発の背景>
スピーチプライバシーシステムは、当社が開発した独自の“情報マスキング音”で“聞かれたくない会話”をカモフラージュし、会話のプライバシー(スピーチプライバシー)を守るための機器です。従来のマスキング音は、主に医療施設、金融機関等でのカウンターや、カーテンで仕切られた待合室等の比較的開放された空間で、会話がダイレクトに漏れ聞こえてくる状況において、効果が得られるように最適化されていました。
今回、オフィス等でよく見られる、壁や扉で区切られた空間での会話の漏れ聞こえにもより効果が得られるよう、マスキング音を見直しました。
<技術の概要>
『VSP−1』のマスキング音には8種類の音色があり、各々の音色は撹乱音(情報マスキング音)、環境音(音色)、演出音(楽器音)によって構成されています。『VSP−1』は人の音声から合成した撹乱音を用いることで撹乱音の中に会話音が溶け込み、ノイズマスキングや音楽に比べ、比較的小さい音量でも高いマスキング効果を発揮することができますが、その性能を更に発揮するためには、設置環境に応じて最適化する必要があります。
従来の撹乱音は主に開放された空間での使用を想定して最適化されていたため、閉鎖された空間や、静かな空間において漏れ聞こえてくる音に対応しようとした場合には、単純にボリュームを下げても撹乱音がやや目立つ傾向がありました。今回、マスキング音の構成を見直すことで、このような環境にもマッチするよう改善しました。これにより、オフィス等での使い勝手が向上しました。
<マスキング音の内容>
※マスキング音の内容は添付の関連資料「リリースの詳細」を参照
<発表体験イベント>
※発表体験イベントは添付の関連資料「リリースの詳細」を参照
※製品画像は添付の関連資料を参照
【この件に関するお問い合わせ先】
ヤマハ株式会社
■一般の方のお問い合わせ先
サウンドネットワーク事業部 営業部
スピーチプライバシーシステム製品・ご購入相談センター
〒108−8568 東京都港区高輪2−17−11
TEL 03−5488−6844
ホームページURL http://www.yamaha.co.jp/acoust/speechprivacy/