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日本ユニシス、災害復旧サービスをクラウド基盤サービスの標準オプションで提供
災害時の事業継続のための「U−Cloud(R) IaaS DRサービス」を
クラウド基盤サービスの標準オプションとして提供開始
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)は、企業情報システム向けクラウド基盤サービス「U−Cloud IaaS(ICTホスティングサービス)(注1)」の標準オプションとして、災害時の事業継続のためのディザスタリカバリー(災害復旧、以下 DR)サービス「U−Cloud IaaS DRサービス」を、本日から提供開始します。
日本ユニシスは、これまでもお客さまの業務データを遠隔地データセンターへバックアップ保管するサービス(リモートストアサービス)を、U−Cloud IaaSの標準オプションとして提供してきました。
今回提供開始する「U−Cloud IaaS DRサービス」は、当社クラウドサービスの仮想化技術を活かし、お客さまの業務データに加えて「仮想サーバー環境のシステムイメージ」も通常時にバックアップ保管しておき、万が一データセンターが被災し復旧不能となった場合には、遠隔地データセンターでシステムを起動し、事業継続を支援するサービスとなります。
「U−Cloud IaaS DRサービス」は、DR発動時に限定して仮想サーバーの立ち上げを行うため、バックアップ用サーバーを常備する必要がなく、事業継続のためのシステム環境を安価に構築できます。
サービス品質保証契約(SLA)(注2)として、目標復旧時間(RTO)(注3)は、お客さまより遠隔地データセンターでの仮想サーバー環境起動の連絡を受けてから24時間以内、目標復旧地点(RPO)(注4)は、業務データおよびシステムイメージのバックアップ保管が正常に取得できている時点となります。通常時の遠隔地データセンターへのバックアップ取得時間帯は、お客さまの業務に合わせて指定可能です。
さらに付帯サービスとして、実際に遠隔地データセンターでの仮想サーバー環境の起動を行い、お客さまのDR発動シナリオの検証を支援するサービス「DR訓練サービス」も提供開始します。
「U−Cloud IaaS DRサービス」の利用料は、遠隔地データセンターにおける仮想サーバー1台あたり 月額2,640円(税別)から(ネットワーク、ストレージ利用料は含まず)。「DR訓練サービス」はお客さまの訓練シナリオに基づく個別見積となります。
本サービスは、今後5年間で50社への提供を目指します。
以上
<注記>
注1:U−Cloud IaaS(ICTホスティングサービス)
日本ユニシスのiDC基盤上で提供する「サーバー」「ストレージ」「ネットワークリソース」「デスクトップ」を、必要な時に必要な分だけ利用可能なオンデマンドホスティングサービスです。
注2:SLA(Service Level Agreement:サービス品質保証契約)
ベンダーが利用者にサービスの品質を保証する契約形態です。
注3:RTO(Recovery Time Objective:目標復旧時間)
事業が中断した際に、「いつまでに事業を復旧するか」という目標時間を表す指標で、BCP策定時に用います。
注4:RPO(Recovery Point Objective:目標復旧地点)
損壊・紛失したデータを復旧させる際の「復旧目標に関わる指標」の1つであり、「データの古さ(世代)」を指します。
<商標、登録商標>
・U−Cloudは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
・その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
<関連資料> ※添付の関連資料「参考画像」を参照
・「U−Cloud IaaS DRサービス」概要図
・「U−Cloud IaaS DRサービス」通常時(リモートストアサービス)
・「U−Cloud IaaS DRサービス」DR発動時(サーバー起動サービス)
<関連リンク>
・U−Cloud IaaS DRサービス
http://www.unisys.co.jp/services/ict/iaas_dr.html
・U−Cloud IaaSサービスメニュー体系図
http://www.unisys.co.jp/services/ict/iaas_menu.html
・U−Cloud IaaSトップ
http://www.unisys.co.jp/services/ict/iaas.html