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住友林業、千葉県君津市に建設予定の木造児童養護施設の施工を受注
非住宅建築における一層の木造化・木質化を推進
木化推進室が木造児童養護施設の施工を受注
住友林業株式会社(社長:市川晃 本社:東京都千代田区)は、このたび千葉県君津市に建設予定の木造児童養護施設の施工を受注しましたので、お知らせいたします。
千葉県児童養護施設整備事業として選定された本物件は、社会福祉法人生活クラブ(理事長:池田徹)により運営される予定です。一般競争入札を経て、当社が施工を請け負うこととなりました。
このたびの計画では、家庭的な生活スタイルで日々の生活を送られるよう、大型建築物1棟のみによる施設構成ではなく、中小規模の建物6棟にわかれた構成としているのが特徴となっています。
【工事概要】
建築主 :社会福祉法人生活クラブ
設計監理 :株式会社 双立デザイン設計事務所
事業内容 :児童養護施設
建築地 :千葉県君津市
構造 :木造軸組2階建て 6棟
延床面積 :1,360.92m2
完成時期 :2013年7月
*参考画像は添付の関連資料を参照
木化推進室は、建築物の木造化・木質化を推進する目的で2011年に設置しました。今までに、東京23区内で初となる木造耐火構造3階建て有料老人ホームの建築や、宮城県東松島市の復興まちづくりにおける「木化都市」実現へのサポート等の事業を実施してまいりました。
本物件を当社が施工していくにあたり、成長過程における子どもたちの情緒面や健康面で好影響が期待できる「木」という素材を用い、安らぎを得られる木質空間を提案することで、子どもたちの健やかな成長に貢献していく予定です。
※社会福祉法人生活クラブは、生活クラブ生協千葉を母体に、特別養護老人ホームを中心とする高齢者福祉施設「風の村」を運営するため、1998年に社会福祉法人たすけあい倶楽部として設立されました。
2004年4月に、それまで生活クラブ生協千葉が「たすけあいネットワーク事業」として行なっていた介護事業(ホームヘルプサービス等)を統合し、名称を「社会福祉法人生活クラブ」としました。千葉県内で訪問介護などの介護保険事業のほかに、保育園や障がい者支援事業、医療事業、高齢者住宅事業を展開しています。
以上