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出光興産、韓国・ソウル近郊の有機EL材料製造工場を完工
韓国有機EL材料製造工場の生産開始について
当社(本社:東京都千代田区、社長:中野 和久)の100%出資子会社である出光電子材料韓国株式会社(本社:韓国京畿道坡州市、社長:坂元 秀治)は、ソウル近郊の坡州市で建設工事を行っておりました有機EL材料の製造工場を完工し、このたび生産を開始いたします。
〔出光電子材料韓国株式会社 韓国工場〕
*画像は添付の関連資料「添付画像」を参照
近年、ディスプレイや照明用など有機EL関連の製品化が進み、有機EL関連の市場は急速に拡大しております。当社は、製造能力の増強、拠点の複数化など、供給体制の強化を目的として、昨年、韓国に出光電子材料韓国株式会社を設立し、2012年3月より京畿道坡州市堂洞工業団地内に有機EL材料の製造工場を着工、建設してまいりました。2012年9月末に工場建屋が完工し、有機EL材料の生産を開始いたします。
生産品は、今後、品質検査や生産工程を整えた上で、来春には本格的に商業出荷を開始する予定です。
当工場で生産する製品は、韓国国内のみならず、日本や台湾、欧州等に供給し、御前崎製造所(静岡県)との2拠点化により、顧客への安定供給の強化を行います。
<新工場の概要>
名称:出光電子材料韓国株式会社 韓国工場
所在地:大韓民国京幾道坡州市山邑堂洞里883−8
建屋床面積:約5,600m2
生産能力(計画):約10t/年