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ラッセル・インベストメントと野村証券、「Russell/Nomura日本株インデックス」年次銘柄入替を実施
『Russell/Nomura日本株インデックス』年次銘柄入替
■Russell/Nomura Total Marketインデックスへの初めての組入れは38件に
ラッセル・インベストメントと野村證券はこの度、Russell/Nomura日本株インデックス・シリーズの定期銘柄入替を行いました。今回の入替で、全上場銘柄の時価総額(浮動株調整済み)の98%をカバーするRussell/Nomura Total Marketインデックスに、38銘柄が初めて組入れられました。構成銘柄の詳細は、野村證券金融工学研究センターのウェブサイト(http://qr.nomura.co.jp/jp/index.html)をご覧ください。
■Small銘柄の増加に伴い、指数全体の構成銘柄数が増加
今回の入替により、Russell/Nomura Total Marketインデックスは全体で113銘柄増加し1,500銘柄となりました。37銘柄が除外され、150銘柄が組入れられる中で38銘柄が初めての組入れとなりました。一方、同インデックスの全体の時価総額は166.8兆円から170.0兆円とわずかに増加いたしました(2012年10月15日時点。時価総額は浮動株調整済み)。
サイズ別インデックスに目を向けますと、Russell/Nomura Total Marketインデックスの時価総額の上位85%で構成されるLarge Capインデックスの構成銘柄は2銘柄増加し350銘柄となり、加えてRussell/Nomura Total Marketインデックスの時価総額の下位15%で構成されるSmall Capインデックスの構成銘柄も111銘柄増加し1,150銘柄となりました(図表1)。
バリュー、グロースインデックスにつきましては、Total Valueインデックスの構成銘柄は72銘柄が除外となり196銘柄が組入れられ、Total Growthインデックスの構成銘柄は139銘柄が除外され、136銘柄が組入れられました。Total ValueインデックスとTotal Growthインデックスの時価総額回転率はそれぞれ13.1%、11.6%となり、平年を下回る数値となりました(図表2)。業種別でも動きは小さく、「化学」セクターでバリューへの比重の増加、「輸送用機器」のセクターでグロースへの比重の増加が見られました(図表3)。
※以下、図表などリリースの詳細は添付の関連資料を参照