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モリテックス、カラーラインスキャンカメラ用レンズ「ML−F80C−0510」を発売
モリテックス カラーラインスキャンカメラ用レンズ ML−F80C−0510を発売
−カラー素子に対応したRGB色補正ラインカメラ用レンズ−
マシンビジョンと画像関連機器メーカーの株式会社モリテックス(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:佐藤隆雄、証券コード:7714)は、この度、カラーラインスキャンカメラに対応したマシンビジョンレンズ「ML−F80C−0510」を開発いたしました。
モリテックスでは、このカラーラインスキャンカメラ用レンズ「ML−F80C−0510」を1月下旬より販売開始するとともに、12月5日から7日までパシフィコ横浜で開催される展示会「国際画像機器展 2012」(ブース番号:D−08)へ出展いたします。
モリテックスでは、半導体製造装置や液晶製造装置、電子部品実装機、工場のライン監視、製造ラインなどの画像処理関連分野向けに、光源装置や光ファイバライトガイド、マシンマイクロレンズ(MML)、CCTVレンズ、LED照明装置、CCDカメラなどの光学系部品を組み合わせたマシンビジョンシステムを販売し、広く産業界で利用されております。
今回モリテックスが開発した「ML−F80C−0510」は、82mm素子対応ラインレンズ「ML−F80Cシリーズ」の新たなラインナップで、0.5倍から1倍まで対応可能なラインセンサー用レンズです。半導体・液晶・実装基板等の製造及び検査用に用いられるラインスキャンカメラの中で、特に解像度を求められるカラーラインスキャンカメラを使用したユーザーをターゲットに開発いたしました。
既に発売している「ML−F80C−0205」と同様、RGB色補正を行ったカラーカメラ専用設計で、最大82mmの素子まで対応可能です。周辺の光量の落込みを極力抑え、画像処理に適したデザインとなっております。また、フランジフォーカルディスタンスを調整して倍率を変更する機構を引き続き採用したことで、複雑なフォーカス機構をなくし、高いコストパフォーマンスを実現しております。
「ML−F80C−0205」は倍率0.2倍から0.5倍をカバーしておりますので、今回0.5倍から1倍まで対応できる「ML−F80C−0510」を発売する事で、より幅広いユーザーニーズに対応することが可能となりました。
モリテックスは、レンズ・照明・カメラを組み合わせたマシンビジョンシステムのリーディングカンパニーとして、多様なニーズを持つ画像処理市場に、ユーザーが求める画像処理環境を「トータルソリューション」として提供してまいります。
■カラーラインスキャンカメラ用レンズ「ML−F80C−0510」の特徴
用途:外観検査
事例:LCDガラス検査、PCB検査、WEB検査 等
特徴:・倍率対応レンジ:0.5倍〜1.0倍/WD=220.0〜133.3mm
・焦点距離83.73〜82.53mm
・最大対応素子サイズ 82mm
・RGB色補正をしたカラーカメラ専用設計
・簡便なフォーカス機構採用でハイコストパフォーマンス実現
■「ML−F80C−0510」の製品写真
*添付の関連資料を参照
■定価:オープン価格
※本製品の発売による平成25年9月期業績に与える影響は折込済みです。
以上