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旭化成ケミカルズ、研究開発棟「川崎イノベーションセンター」を竣工

2012-12-06

研究開発棟「川崎イノベーションセンター」の竣工について


 旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小林 友二)では、このたび、川崎製造所にて建設を進めてきた研究開発棟「川崎イノベーションセンター」が竣工し、本年12月17日より運用を開始しますので、お知らせします。


1.背景

 当社では、旭化成グループの中期経営計画 「For Tomorrow 2015」の下、アクリロニトリル(AN)や溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S−SBR)などのグローバルリーディング事業を積極展開すると共に、「環境・エネルギー」分野での新規事業創出のため、触媒やポリマー設計、界面制御、膜システム技術などの研究開発に注力しています。

 このたび竣工した「川崎イノベーションセンター」では、これまで川崎製造所内に分散していたモノマー及び高機能ケミカル領域の研究開発組織を一拠点に集約し、内部コミュニケーションを促進するオープンキッチン、オープン機器室や、研究開発成果展示コーナーを設けるなど、組織横断的な環境を整備することによる「技術の融合と高度化」をねらいとしています。また、セキュリティーと対話の調和、文書管理システムとIT環境の充実、最新の省エネ技術を採用した安全性と環境への配慮など、研究開発環境の向上も図っています。

 当社では、当センターの運用による最先端の研究開発環境の整備により、技術の融合と高度化を図り、グローバルリーディング事業の競争優位性の強化、ならびに新規事業創出の加速を推進していきます。


2.「川崎イノベーションセンター」の概要

 (1)名称      川崎イノベーションセンター(Kawasaki Innovation Center)

 (2)所在地     神奈川県川崎市(川崎製造所内)

 (3)施設概要   延床面積7,770m2、鉄筋コンクリート造8階建

 (4)工期      2011年11月着工、2012年12月竣工・運用開始

 (5)投資額     約20億円

 (6)研究領域   触媒・ポリマー設計技術、界面制御技術、環境システム技術

 (7)人員      140名(順次増員予定)

 (8)環境対応   下記の最新の省エネ技術を採用
    ・省エネ型低風速ドラフトチャンバー:有機溶剤、無機劇物の使用などあらゆるタイプの実験が可能で、実験者の安全と省エネを調和させています。
    ・省エネ照明機器:館内のすべての照明に省電力のLEDを採用しています。
    ・光触媒外装塗装:長期耐久性、防汚性に優れた当社が開発した光触媒コーティング「デュラ光」を使用した外装塗装を採用しています。

 (9)運用開始   2012年12月17日



 ※参考画像は添付の関連資料を参照

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