Article Detail
新日鉄住金エンジニアリングなど、中国に免制震デバイスの合弁会社を設立
中国における免制震デバイス事業に関する合弁会社の設立について
〜新日鉄住金エンジニアリング、宝鋼エンジニアリング、上海現代建築設計集団〜
新日鉄住金エンジニアリング(代表取締役社長 高橋 誠、本社 東京都品川区)、宝鋼エンジニアリング(董事長 何 文波(か ぶんぱ) 本社 上海)、上海現代建築設計(董事長 嚴 鴻華(げん ほうか) 本社 上海)の3社は、免制震デバイスを生産・販売する合弁会社を設立することに合意し、11月29日中国/上海において合弁契約書に調印いたしました。
新たに設立する合弁会社(会社名未定)は、資本金6.3億円、出資比率は当社と宝鋼エンジニアリングがそれぞれ45%、上海現代建築設計集団が10%、総経理は当社より派遣し、董事長を宝鋼エンジニアリングより派遣する予定で、中国当局の認可を待って早ければ来年3月末を目途に設立を予定しています。
当社は免制震デバイス分野において国内及び海外(米国・台湾)で多くの実績と知見を有しておりますが、中国においても同政府が進めている建物への耐震計画や今後の多くの建築予定物件があることを背景として、今後5年間で、数百億円規模の市場として急速に立ち上がっていくことが予想されます。
そのため当社は、現地市場での高いセールス力と周辺プレーヤーとのリレーションをもつ宝鋼エンジニアリング、当初ターゲットエリアのネットワークを持ち、顧客の導入ニーズに通じた上海現代建築設計の2社と免制震デバイス事業に関する合弁会社を設立することで、同市場での事業体制を速やかに構築することとしました。
免制震デバイス商品の生産については、合弁会社設立当初はマーケット動向を睨み、日本で生産した製品を輸出する形で事業を開始し、販売状況に応じ数年後を目途に宝鋼エンジニアリング所有地内に現地生産の設備投資決定を行う予定です。
※参考画像は、添付の関連資料を参照
【参考】
現地出資会社概要
※添付の関連資料を参照
以上