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ソーラーフロンティア、鶴の越冬地・鹿児島県出水市で環境調和型メガソーラーを稼働
世界有数の鶴の越冬地で環境調和型のメガソーラーが稼働開始
鹿児島県出水市、ソーラーフロンティア製CIS太陽電池約7千枚使用、1メガワット規模
【東京―2012年11月30日】−ソーラーフロンティア株式会社(社長:亀田繁明、本社:東京都港区台場 2−3−2、以下:ソーラーフロンティア)は、CIS薄膜太陽電池モジュール約6,700枚を供給した大規模太陽光発電所(メガソーラー)「下水流(しもずる)発電所」が稼働しましたのでお知らせいたします。今回建設されたメガソーラーの周辺地域は、毎年10月半ばごろになると一万羽のナベヅルやマナヅルなどがシベリア地方から渡来する土地としても有名で、環境省の「残したい日本の音風景100選」にも選ばれており、メガソーラーの建設地としては非常に珍しい事例となります。本日、渋谷俊彦 出水市長や堀口文治 鹿児島県県会議員、ソーラーフロンティアからは代理店販売部長の上野啓などが出席し、開所式が執り行われました。
下水流発電所は、現時点で鹿児島県最大級となる1メガワットの設置容量であり、2万平方メートルの敷地に約6,700枚のソーラーフロンティア製CIS薄膜太陽電池モジュールが設置されています。複数の地元の有志が出資する合弁会社「出水ソーラー事業株式会社」(代表取締役:岡田弘一、本社:鹿児島県出水市上鯖渕)が発電事業者となり、今年7月から建設を進めてきました。年間想定発電量は約122万キロワットで、発電した電力はすべて九州電力に売電されます。
ソーラーフロンティアの取締役常務執行役員である平野敦彦は「日本を象徴する鶴の越冬地に当社のパネルが選ばれたということは大変喜ばしい。当社のCIS薄膜太陽電池モジュールが周辺環境や景観に調和していると思う。当社のCIS薄膜太陽電池モジュールを使ったメガソーラーが少しでも地域社会の活性化に貢献できれば嬉しい」と述べています。
ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池は、カドミウムなどを含んでおらず、製造時の原料や電力使用が少ないため、環境に優しい製品です。また2007年にはグッドデザイン賞を受賞するなど、景観との調和にも優れています。更に、複数の実証実験で高い実発電量を記録するなど、発電性能にも秀でています。ソーラーフロンティアは、今後とも経済性と環境性に優れたCIS技術の研究に注力していくとともに、より高性能の太陽電池をお客様に提供してまいります。
以上
※「下水流発電所」の概要などは添付の関連資料を参照