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協和エクシオ、秋田県大仙美郷環境事業組合とごみ処理施設などで運営業務委託契約締結
協和エクシオを代表企業とするSPCが秋田県大仙美郷環境事業組合とごみ処理施設などに関する長期包括運営業務委託事業の契約を締結
株式会社協和エクシオ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石川國雄)では、廃棄物処理や水処理、再生可能エネルギー施設の建設および運転・維持管理業務などの環境事業を展開しておりますが、11月28日、当社を代表とするSPC「株式会社大仙美郷エコクリーン」が、秋田県の「大仙美郷環境事業組合」(管理者:栗林次美 大仙市長)と、ごみ処理施設「大仙美郷クリーンセンター」および最終処分場に関する平成25年4月から平成35年3月までの10年間の長期包括運営業務委託事業に関する契約を締結しました。
今回事業契約を締結した長期包括運営業務は、秋田県大仙市および美郷町から排出される一般廃棄物を処理するごみ処理施設「大仙美郷クリーンセンター」と一般廃棄物最終処分場に関する、運転業務および大規模修繕を含む維持管理業務を実施するものです。同組合が施設での適正処理を前提に業務内容や経費の効率化を図ることを目的に、民間事業者に長期包括的に業務委託する計画を受け、当社は長年の廃棄物処理施設の運転・維持管理で培ってきた豊富な実績とノウハウをもとにSPC構成企業と共同で提案を実施し、優先交渉権者に選定され、今回の事業契約締結となりました。
当社では、今回のSPCによる契約締結も含め、東北地方北部では岩手県八幡平市、青森県外ヶ浜町に続く3件目の長期包括事業の受託となりました。
今後も地球環境保全と循環型社会の形成に貢献する環境システムの提供および運転・維持管理業務を積極的に提案していく方針です。
SPCの構成と事業の概要は以下の通りです。
≪SPCの名称および構成企業≫
名称:株式会社大仙美郷エコクリーン
代表企業:株式会社協和エクシオ(本社:東京都渋谷区)
構成員:佐藤築炉工業株式会社(本社:岩手県花巻市)
[協力企業:高吉建設株式会社(※)(本社:秋田県大仙市)]
[協力企業:戸嶋鉄工所(本社:秋田県大仙市)]
代表:桐林俊光(株式会社協和エクシオ 執行役員 環境本部長)
※協力企業名の正式表記は添付の関連資料を参照
≪事業の概要≫
事業名:大仙美郷クリーンセンターごみ処理場等長期包括運営業務委託事業
事業内容:大仙市・美郷町から排出される一般廃棄物の適正処理
(ごみ焼却施設・リサイクルプラザ・ストックヤード及び最終処分場の運転維持管理)
事業期間:事業準備期間 平成24年12月1日から平成25年3月31日まで
事業期間 平成25年4月1日から平成35年3月31日まで(10年間)
業務範囲:・運転管理業務(ごみ処理場、最終処分場)
・施設保全業務(ごみ処理場、最終処分場)
・環境管理業務
・資源物管理業務
・情報管理業務
・安全管理業務
・人事管理業務
委託料:59億8,500万円(消費税及び地方消費税を含む)
≪大仙美郷クリーンセンターの概要≫
名称:大仙美郷クリーンセンター
所在地:秋田県大仙市花館字大戸下川原2番10
設備:ごみ焼却施設、リサイクルプラザ、資源物ストックヤード、関連施設
敷地面積:約20,740m2
処理能力:ごみ焼却施設(全連続燃焼式焼却炉) 154t/日(77t/24h×2炉)
リサイクルプラザ 45t/5h
稼働開始:平成14年4月
≪一般廃棄物最終処分場の概要≫
名称:大仙美郷環境事業組合 一般廃棄物最終処分場
所在地:秋田県大仙市南外字矢向37番地1
埋立容量:63,000m3
埋立面積:5,944m2
浸出水処理施設:10m3/日
埋立地の形式:被覆型処分場(クローズドシステム型処分場)
供用開始:平成20年7月
〔「大仙美郷クリーンセンター」施設外観〕
*添付の関連資料「施設外観」画像を参照