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博報堂DYグループ、複数のECサイトをまたいだターゲットサンプリングサービス提供開始
博報堂DYグループの「株式会社Buynd(バインド)」、
複数のECサイトをまたいだターゲットサンプリングサービス
「BUYNDER(バインダー)」を提供開始
〜各ECの購買履歴を活用した精緻なターゲティングを可能にし、サンプリング効果を向上〜
株式会社博報堂DYホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:戸田裕一)傘下の株式会社Buynd(バインド)(東京都港区、代表者:毛利俊介)は、複数のECサイトをまたいだターゲットサンプリングサービス「BUYNDER(バインダー)」を開発し、広告主およびEC事業者向けに提供を開始しました。
ECで購入された商品にサンプル品を同梱して配布する従来のサンプリング手法では、規模が小さいECサイトの場合、オペレーション上の手間や利用者層の狭さから、サンプリング先を適切にターゲティングすることが難しく、依頼元である広告主のマーケティングニーズに十分応えきれていませんでした。
「BUYNDER」は、複数のECサイトにまたがる大規模な同梱ネットワークを構築し、それらのECサイトの購買履歴と利用者層をまとめて活用可能にすることで、ターゲティングの精度を高め、サンプリング効果の向上を実現するサービスです。また配布後は、データトラッキングにより、売上への影響を調査し、これまで分かりにくいとされていたサンプリング効果を可視化します。
*参考図は添付の関連資料を参照
10月に実施した実証実験では、ネットスーパーやドラッグストアなどの複数のECをまたいだターゲティングを行い、洗顔料のサンプル品3,000個を配布。直後のECサイト上の販売データでは、配布前と比べて当該商品の売上が17%上昇。カテゴリー内でのシェアは7.6%から11.5%に拡大しました。
EC事業者は、「BUYNDER」のネットワークに参画することで、小売業以外の新たな収益が確保できるほか、サンプリング後の本商品購入による売上拡大や、顧客のロイヤリティ向上が期待できます。
現時点で、すでに48のECサイト(月間配送数:計23万件)が参画に合意しており、1年後には100サイトの獲得を目指しています。
今後も株式会社Buyndは、本サービスを中心としたターゲットサンプリング事業の展開により、広告主、EC事業者、EC利用者の利益に貢献することを目指してまいります。
※以下、参考情報
■Buynd 会社概要
企業名:株式会社Buynd
所在地:東京都港区赤坂5−3−1 赤坂Bizタワー
代表者:毛利 俊介(博報堂DYホールディングス)
設立日:2012年6月1日
資本金:5,000万円
事業内容:ターゲットサンプリング事業、ECサイト向けソリューション提供、DM事業
※Buyndは、博報堂DYグループ横断社内公募型ビジネスアイデア募集・育成プログラム「AD+VENTURE(アド+ベンチャー)」への応募案件を母体としています。
■AD+VENTURE(アド+ベンチャー)
2010年に、博報堂DYホールディングスが事業会社である博報堂、大広、読売広告社、博報堂DYメディアパートナーズとともに開始した、博報堂DYグループを横断する社内公募型ビジネスアイデア募集・育成プログラム。2009年11月に発表した「博報堂DYグループ中期経営計画」で掲げた“次世代型の統合マーケティング・ソリューション”の実践につながるグループの事業構造転換に向けた施策の一環として実施。名称には既存の広告領域(AD)に加え(+)、新たなビジネス領域(VENTURE)への冒険(=AD+VENTURE)に果敢にチャレンジする、の意味を込めている。
◆お問い合わせ先
<本サービスについて>
株式会社Buynd
TEL:03−6441−8453
Mail:info@buynd.co.jp