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日本IBM、住民の安全・安心推進へ「盛岡市災害情報連携システム」を構築

2012-12-01

盛岡市、「災害情報連携システム」を構築し、
住民の安全・安心を推進


 日本IBM(社長:マーティン・イェッター、NYSE:IBM)は、岩手県盛岡市が日本IBMの協力のもと、「盛岡市災害情報連携システム」を構築することを発表します。本システムは、本年11月から構築を開始し、平成25年4月1日に利用可能となる予定です。

 盛岡市は、「人々が集まり・人にやさしい・世界に通ずる元気なまち盛岡」をまちづくりの基本目標とし、安全・安心なまちづくりなどを優先課題として取組んできました。

 このたび、「盛岡市災害情報連携システム」を構築することで、災害発生時に、被害情報、避難所情報、安否情報などを一元的に収集・管理することが可能になり、災害対応に係る意思決定を早期に行うことができます。さらに、災害情報をラヂオもりおか(コミュニティFM)や緊急速報メールなど多様なメディアへ一括配信することにより、住民への迅速な情報伝達が可能となります。


 本システムの、主な特長は以下のとおりです。

 ・ラヂオもりおかとの連携
  住民へ一括配信される災害情報の自動音声変換、ラヂオもりおか放送への割込配信、ラジオを自動起動するための起動信号の配信を行います。

 ・地図情報連携
  被害状況を地図情報と連携し、どこで何が起こっているのか、誰が何を求めているのか、市の災害対策本部でリアルタイムに状況を把握することができます。

 ・救援物資情報管理
  救援物資関連情報を管理できる仕組みを構築し、必要な物資を必要な場所に確実に届けられるようにします。

 ・クラウドサービスの活用
  本システムを日本IBMのクラウド・データセンターで稼動させるため、盛岡市庁舎が被害を受けた場合もシステムの利用が可能です。

 ・タブレット端末を含むマルチデバイス対応
  災害時に、タブレット端末やスマートフォンなど様々な端末から災害情報の収集が可能です。


 日本IBMでは、東日本大震災の各被災地における災害支援活動を通じて、日本における既存の災害対応の仕組みには様々な課題があることが確認できました。この課題を解決するため日本IBMは、「IBM災害対応情報システム」としてソリューション化を行い、「盛岡市災害情報連携システム」にも適用していきます。日本IBMは今後、本ソリューションを他地域にも展開していく予定です。

 ソリューションの詳細は、以下のサイトをご参照ください。
 http://www.ibm.com/services/bcs/jp/industries/government/solutions/saigaitaiou-information-system.html


以上


〔参考:システムイメージ〕

 ※画像は添付の関連資料「参考画像」を参照



IBM、IBM ロゴ、ibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。


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