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トランスコスモス、インドネシア財閥グループとコールセンター事業の合弁会社設立で基本合意

2012-11-29

トランスコスモス、インドネシアの財閥、サリム・グループと
コールセンター事業を行う合弁会社設立に関して基本合意
〜2013年春にトランスコスモス・インドネシアを設立し、ASEANでの事業展開加速を目指す〜



 トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝、証券コード:9715以下、トランスコスモス)は、インドネシアの大手財閥サリム・グループのIT企業であるPT Cyberindo Aditama(ピーティーサイバーインドアディタマ、本社:インドネシア ジャカルタ、President/CEO ダニ・スマルソノDani Sumarsono、以下、CBN)と、インドネシアにおいてコールセンター事業を行う合弁会社設立に関して基本合意し、11月22日、調印式を行いました。2013年5月にトランスコスモス・インドネシア株式会社(英語表記:PT Transcosmos Indonesia)を設立する予定です。

 サリム・グループは、First Pacific Company Ltd(ファーストパシフィック社)、PT Indofood Sukses Makmur Tbk(インドフード社)、Indofood Agri Resources Ltd(インドフードアグリリソース社)、PT Indomobil Sukses International Tbk(インドモービル社)ほか、インドネシア国内に多数の上場企業をもち、また、シンガポールやフィリピンでも多岐に渡る事業を展開しています。CBNは、サリム・グループのIT系中核企業で、インドネシア国内向けにISP(Internet Service Provider)事業を展開しています。

 トランスコスモスは1988年のアメリカ進出を皮切りに、提供するサービスの海外展開に取り組んできました。現地向けのコールセンターサービスでは、2000年に韓国、2006年に中国に進出、近年では欧米地域へと事業を拡大しています。今後、さらに拡大するアジア市場への展開が企業の成長において重要となり、特にASEANでお客様企業からのニーズの広がりが予想されることから、現地向けコールセンターをインドネシアに立ち上げることとしました。

 インドネシア市場は、経済成長に伴う中間所得層の増加により購買力や消費意欲が高まっており、消費の拡大がさらに経済を活性化させると見込まれています(※)。このような経済環境の中、トランスコスモスはインドネシアのコールセンター需要の加速とともに品質に対する要求も高まると考え、日本や中国、韓国に向けたサービス提供で培った品質管理や運用ノウハウの、インドネシアへの展開を目指し、CBNとの合弁会社設立の基本合意に至りました。トランスコスモスはオペレーションや人材育成、コールセンターを中心としたお客様企業への売上拡大、コスト削減ソリューションの提供ノウハウを、CBNは現地でのインフラ技術、商慣習やビジネスノウハウを活かし、2013年春の事業開始を目指します。(※参考:経済産業省「新興国市場をめぐる変化と課題」)


■合弁会社の概要
 名称:トランスコスモス・インドネシア株式会社
 英語表記:PT Transcosmos Indonesia
 所在地:インドネシア共和国 ジャカルタ中心部
 設立年月日:2013年5月(予定)
 出資比率:トランスコスモス 50%、CBN 50%
 席数:500席
 事業内容:コールセンター事業
 対応言語:インドネシア語

 今回の合弁会社設立の基本合意にあたり、サリム・グループ エグゼクティブ・ディレクター ベニー・サントソ Benny Santoso様より、以下のコメントをいただいています。
 「インドネシアには、経済成長と消費力をもった若い人々がいます。そしてこれから20年の間に、世界で7番目の経済大国になっていきます。インドネシアの高度経済成長とともに、高いサービス品質の要求も、急速に高まっていきます。これらのことは、CBNとトランスコスモスがインドネシアにおいてコールセンター事業を行う合弁会社に大きなビジネスチャンスをもたらすことでしょう。
 トランスコスモスは先進国でのコールセンター事業について、長年の豊富な経験とノウハウをもっていると信じています。私たちサリム・グループは、今回の事業にトランスコスモスをパートナーとして迎えることを大変喜ばしく思います。」

 トランスコスモス・インドネシアは、インドネシア市場に進出する日系企業をサポートするとともに、現地企業からの業務受託にも注力していきます。将来は、ソーシャルメディアサポート、インターネット広告やWebサイト制作・運用などのデジタルマーケティングサービスやECフルサポートの展開も目指し、お客様企業の売上拡大・コスト削減を支援するサービスの拡充に努めていきます。


■PT Cyberindo Aditama(ピーティーサイバーインドアディタマ)概要
 名称:PT Cyberindo Aditama
 所在地:インドネシア共和国 ジャカルタ
 代表者:President/CEO ダニ・スマルソノ Dani Sumarsono
 事業内容:ISP事業
 設立年月日:1995年4月26日

(PT Cyberindo Aditamaについて)
 インドネシアでは一般にCBNとして知られているピーティーサイバーインドアディタマは、17年前に設立され、インドネシアでのITならびにデータ通信業界におけるパイオニアであり、リーダーとなっている企業のひとつです。CBNは、ISP(Internet Service Provider)事業を皮切りに、企業や個人市場に対し、フルレンジのネットワーク事業を積極的に拡大してきました。長年にわたり、インドネシアにおいて継続的にIT業界を革新してきました。今日、CBNのお客様企業は、メディア、銀行、EC、自動車、テレコム、小売り、鉱山、エネルギー、不動産など、幅広い業界に渡っています。サービスは、ISP事業以外にもデータ通信、クラウドコンピューティングデータセンター、Webホスティング、VoIP、マネージドサービス、さらにはWebデザインやコンテンツサービスなど、多岐に渡っています。最近では、デジタルエコシステムも開発しています。(http://www.cbn.net.id/

トランスコスモスは、トランスコスモス株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です。
※その他、記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。


トランスコスモス株式会社について)
 1966年に事業を開始して以来、優れた「人」と最新の「技術力」を融合し、より付加価値の高いサービスを提供することで、お客様企業の競争力強化に努めて参りました。コールセンターサービスをはじめ、ビジネスプロセスアウトソーシングサービス、デジタルマーケティングサービスなど、それぞれのサービスを単独、または融合させることで、お客様企業にマーケティングの最適化および効率化、EC・通販事業などの売上拡大や新規顧客の獲得、業務コストの削減などを実現する、総合的なITアウトソーシングサービスを提供しております。さらに、これらのサービスは国内だけでなく、アジアを中心に、グローバルに展開しております。当社は高品質なアウトソーシングサービスを世界規模で提供する、お客様企業の「Global IT Partner」を目指しています。(URL:http://www.trans-cosmos.co.jp

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