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日本SGI、「ひかりTV」向け映像コンテンツを一元管理する共有ストレージシステムを構築

2012-11-27

日本SGI、NTTぷららの映像配信サービス「ひかりTV」向け
映像コンテンツを一元管理する新共有ストレージシステムを構築

〜 独自開発のコンテンツ管理システムの導入によって業務効率が大幅にアップ 〜



 日本SGI株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石本龍太郎)は、株式会社NTTぷらら(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:板東浩二)が提供する映像配信サービス「ひかりTV」の映像コンテンツを一元管理する共有ストレージシステムを構築しました。本システムは、11月より本格運用が開始されました。

 今回構築したシステムは、ひかりTVの制作現場と映像コンテンツを格納したストレージを広帯域のSAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)で接続し、映像専用のコンテンツ管理システム(MAM:Media Asset Management)によってすべてのコンテンツを統合管理できる共有ストレージシステムです。自社で番組制作を行う制作室、他社から購入したコンテンツが搬入されコンテンツのデータ変換を行うエンコード室、送出システムにデータ転送をする放送準備室など複数の制作現場で、共通の映像データを活用して編集作業が行えるようになり、業務効率の大幅な改善を図りました。

 ひかりTVは現在、80チャンネル以上のテレビサービス、25,000本以上のビデオサービス、約20,000曲のラインアップを有するカラオケサービスなど多種多彩なサービスを展開しています。ひかりTVではこれまでもストレージシステムを保有し、映像コンテンツの管理を行っていました。
 しかし、映像コンテンツの充実に伴う高解像度化や大容量化が進むことによってネットワーク、システムのさらなる性能向上が必要となりました。

 制作現場のクライアント環境と共有ストレージのネットワーク環境を最新技術を用いて高速化したことにより、ストレージ領域の映像コンテンツを編集者が直接編集をすることを可能とし、また、異なるOS(Windows/Mac)の映像データを1システムで一元的に扱えるようになりました。
 これにより、従来システムと比較して作業効率が大幅に向上しています。

 システムの中核となるMAMは、日本SGIが持つソフトウェアをベースに独自に開発しました。これまで日本SGIが映像・放送システムのSIビジネスで得たノウハウを生かして、ひかりTVの運用に最適化したものです。ひかりTV固有の要件に対応した、ビジュアル的にもわかりやすい画面で、映像コンテンツの登録、検索、共有などの一連の作業をスムーズに行うことができます。MAM用サーバには「SGI(R) Rackable Standard−Depth Servers」を、共有ストレージには物理容量が180TBのRAID型高密度、高速ストレージシステム「SGI(R) InfiniteStorage 5500」(ラックスペース:4U)を採用しています。

 今回構築したシステムは他システムとの連携を見据えて設計されており、将来的には映像配信サービスにおける複数システムの連携による運用効率の一層の向上を可能としています。


<商標登録>
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【お問い合わせ先】
 日本SGI株式会社
 TEL:03−5488−1811(大代表)


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