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ローソン、オリコンと業務・資本提携契約を締結
株式会社ローソンとオリコン株式会社の業務・資本提携に関するお知らせ
株式会社ローソン(以下、「ローソン」という)とオリコン株式会社(以下、「オリコン」という)は、本日、業務・資本提携契約を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.業務・資本提携の背景と目的
オリコングループは、全国の調査協力店(39,580店、平成22年12月現在)より音楽ソフト、映像ソフト、書籍の販売データを収集し、そのデータに基づいたランキング情報を40年以上にわたって提供しております。「何がヒットしているのか、支持されているのか」を可視化する情報を、自社メディア(PC向けサイト、携帯電話向けサイト、雑誌など)や国内の主要なマスコミを通して、中立公平な立場で発信しております。現在のグループ全体の収益のけん引役は、月間のユニークユーザー数が1,600万人を超えるPC向けエンタテイメントサイト「ORICON STYLE」の広告販売と、携帯電話向けの着うたフル(R)配信サービスです。さらに、販売台数が急速に伸びているスマートフォン(高機能携帯電話)に対応するため、自社の企画力や情報収集力を活かし、スマートフォン向けアプリの開発・提供を積極的に推進しております。
ローソンは、「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」の企業理念のもと、お客様ニーズに対応した商品やサービスの提供を目指しております。ローソングループは、店頭に設置しているマルチメディア端末「Loppi(ロッピー)」やインターネットサイト「Ponta&LAWSONネットショッピング」を通じたエンタテイメントグッズの販売や、株式会社ローソンエンターメディアのチケットサービス、ファンクラブの運営などに加え、店舗でのエンタテイメント関連のキャンペーン展開など、エンタテイメント事業を重要な成長分野と位置づけ、ネットとリアルの店舗を活用したサービスの強化を進めております。
今回の提携で、ローソングループが展開する全国約1万店のリアルの店舗網やネットサービスと、オリコングループの持つエンタテイメント事業のノウハウやインターネットメディア事業を連携させることにより、両グループの既存のサービス強化に加え、これまでにない新たなサービスを提供することが可能となります。両社は、これによりお客様の利便性が向上し、両グループのエンタテイメント事業のさらなる活性化や収益力向上につながるものと判断いたしました。
※着うたフルは、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの登録商標です。
2.業務提携の主な内容
1)ローソン店舗で販売する商品とオリコングループの運営するデジタルコンテンツ提供サービスの連携
・ローソン商品の販促キャンペーンとして、商品にオリコンのデジタルコンテンツ提供サービス(音楽配信など)を付加するなど
2)オリコングループのエンタテイメント事業のノウハウを活かしたアーティストグッズやタレントとのコラボレーション商品(弁当・デザート類)などの共同企画(オリコンが全国の調査協力店から販売データを収集している音楽ソフト・映像ソフトを除く)
3)両グループのインターネットサービスの連携
・両グループが運営するインターネットサイト間の相互送客
・両グループが持つ音楽・チケット情報などの相互提供
・両グループのインターネットサイト広告枠の共同販売 など
3.資本提携の内容
両社は、今回の業務提携を強固で継続的なものとするため、オリコン代表取締役社長小池恒及び有限会社リトルポンド(代表取締役 小池恒)が保有するオリコンの株式の一部(普通株式合計3,130株、発行済株式総数の約2%相当)をローソンが取得することにより、資本提携を行います。なお、今回の資本提携にかかる株式の異動に伴い、小池恒によるオリコン株式の保有割合は、共同保有者(有限会社リトルポンド)分と合わせ、39.3%から37.3%に変動いたします。
4.両社の概要
*添付の関連資料を参照
5.日程
平成22年12月8日 業務・資本提携契約締結
平成22年12月8日 ローソンによるオリコン株式の取得(予定)
6.今後の見通し
現時点においては、本日発表いたしました業務・資本提携が、両社の当期の連結業績に与える影響は軽微と考えております。なお、本件の進展により両社の連結業績に重大な影響を与えることが明らかになった場合には、速やかに開示いたします。
以上