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パテント・リザルト、大学・TLOでの「診断機器」技術の特許総合力ランキングを発表
大学・TLO「診断機器」技術の特許総合力ランキング
トップ3は慶応義塾、東京大学、名古屋大学
大学・TLOにおいて診断機器に関する特許出願が増加しています。そこで弊社は、大学・TLOを対象として「診断機器」に関連する技術に着目し、各機関の競争力に関する調査を行いました(注1)。
1993年から2012年9月末までに日本の特許庁で公開された関連特許1,488件を対象に、個別特許の注目度を指数化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量の両面から総合的に評価しました。
集計の結果、1位 慶応義塾、2位 東京大学、3位 名古屋大学となりました。
【大学・TLO 診断機器関連技術 特許総合力トップ5】
*ランキング表は添付の関連資料を参照
1位の慶応義塾は、高齢者や患者など、「ベッド上の就寝者の呼吸状態や動きを検出する監視装置」に関して複数の特許出願が見られます。同分野においては、住友大阪セメントと多く共同出願しています。そのほかの注目度の高い特許には、リハビリテーション支援装置や内視鏡用クリップ装置などに関する技術が挙げられます。
2位の東京大学の注目度の高い特許には、「スポーツ技能の向上のための運動解析やリハビリテーションなどに用いられるモーションキャプチャ装置」や、「被験者の疲労を安価で手軽に推定することができる疲労推定装置」などがあります。
また、3位の名古屋大学の注目度の高い特許には、東芝メディカルシステムズと共同出願の「医用画像の読影精度低下を防止する画像観察システム」などが挙げられます。
本ランキングの更に詳しいデータを下記の通り販売しております。
【大学・TLO 診断機器関連技術 特許総合力ランキング ご提供データ】
・特許総合力ランキング_上位30機関リスト
・有効特許件数ランキング_上位30機関リスト
・開発規模(出願件数)ランキング_上位30機関リスト
・競合状況分析マップ(権利者スコアマップ)
・母集団全1,488件の公報リスト(全14項目)
【納品形態】
上記データを収録したエクセルをCDで納品
【価格】
5万2500円(税込)
<<お申し込み方法>>
弊社ホームページ お問い合せフォームよりお申込み下さい。
http://www.patentresult.co.jp/contact.html
そのほか、競合分析レポートの提供も行っております(価格9万9800円〜31万5000円)。
レポートサンプルは添付をご参照ください。特許分析ツール『Biz Cruncher』を使うと、ご自身でも詳細な分析が可能です。詳しくはお問い合わせください。
(※1)
【調査対象の特許群について】
特許庁が定義するテーマ別検索ガイダンス(※2)の分類定義を参考に、独自に整備した分類体系を適用。「診断機器」に該当する分類が付与されている公報群を抽出した。
(※2)
【参考URL】
http://www.jpo.go.jp/torikumi/searchportal/htdocs/search-portal/sea.html
※調査対象公報 集計期間
公開特許公報:1993年1月〜2012年9月
特許公告公報:1994年1月〜1996年3月
特許公報:1996年5月〜2012年9月
再公表特許公報:1996年1月〜2012年9月
公表特許公報:1996年1月〜2012年9月
整理標準化データ:〜2012年9月
※総合力の評価では、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を企業ごとに集計し、そのうち分析母集団におけるパテントスコアが50点以上のものを合算(権利者スコアと呼んでいます)。50点以上のものだけを集計している理由は、パテントスコアが低くても特許件数が多いことによって総合力が上がってしまうことを防ぐためです。