アビームコンサルティング、製造メーカー向けに「需給クラウドサービス」を提供

アビーム、「需給クラウドサービス」の提供開始を発表
〜需給改革を低コスト・低リスク・短期間で実現〜



　アビームコンサルティング株式会社（代表取締役社長　岩澤　俊典、東京都千代田区、以下　アビームコンサルティング）は、製造メーカー向けに、需給改革を低コスト・低リスク・短期間で実現する「需給クラウドサービス」の提供を開始します。

　「需給クラウドサービス」は、当社の需給改革支援の知見に基づき開発した「需給テンプレート」を、ＳａａＳ型で提供し、在庫／廃棄ロスの削減や需給業務の標準化／省力化を支援するサービスです。本サービスを活用することで、ＩＴ資産を所有せずに、低コスト、短期間に需給改革の土台を構築することが可能です。


【背景】
　昨今の経済状況を背景に、競争が激化する製造メーカーにおいては、より一層のコスト削減が急務の課題となっています。製造コストの削減には成功するものの、在庫コストの削減（在庫削減、廃棄ロス削減）に成功している企業は一部に限られています。従来の海外パッケージ導入やスクラッチ開発を用いた需給改革は、億単位の初期投資、長期に亘る導入期間、高額な保守・運用コストが必要なため負担が大きく、改革に踏み出せないでいる製造メーカーも見受けられます。


【「需給クラウドサービス」の特長】
　１．需給改革のエッセンスが詰まった「需給テンプレート」の活用
　　・「需給テンプレート」は、「属人的な需給業務の標準化」、「全社需給情報の見える化」など、多くの企業が抱える需給課題に対応する必須機能を標準装備しています。
　　・システム適合率が高く、改修規模が小さく抑えられるため、低コスト、短期間での導入が実現できます。
　　・“現場の声”を取り入れた使い勝手のよいシステムで、拡張性に優れ、顧客の要件に応じた柔軟な実装が可能です。

　２．需給改革の土台構築を実現
　　本サービスは、「需給テンプレート」を活用し、需給改革の土台となる「業務の標準化」、「需給の見える化」、「業務の自動化」を支援します。難易度が低く、効果の高い施策を改革の第１ステップとして実施することで、需給基盤が整っていない企業にも早期に効果を創出し、改革を定着させます。先に土台を構築することで、計画精度の向上や責任・権限の再配置といった需給改革の更なる高度化を効率的に進めることが可能です。

　３．安定・安全なＳａａＳ型サービスにより持たざるＩＴを実現
　　・ＳａａＳ型で提供されるためＩＴ資産を所有する必要がなく、低い初期コスト、短期間でのシステム導入を実現し、運用コストの負担を抑えます。
　　・ＩＴの保守・運用費がサービスに含まれるため、自社で専門のＩＴ要員を抱える必要がなく、低い運用コストで利用が可能です。
　　・本サービスは、日本電気株式会社の先進技術を集結した共通ＩＴ基盤サービス「ＲＩＡＣＵＢＥ（リアキューブ）」をプラットフォームに採用しており、お客様は本サービスを高セキュリティ下で、安定・安全・快適に利用頂けます。


　食品、消費財、医薬、ハイテク業界で需給改革に着手が困難であった中小企業や、これまでの需給改革で効果が得られなかった企業を対象に積極的に提案を行い、初年度１０数社への導入を目指しています。価格、導入期間は御提供するサービス内容により異なりますが、初期費用の目安として１，０００万円から、月額の使用料として１００万円から、導入期間は３ヶ月からを想定しています。


　＊　アビーム、ＡＢｅａｍおよびそのロゴは、アビームコンサルティング株式会社の日本その他の国における登録商標または商標です。
　＊＊　本文に記載されている会社名・商品名は一般に各社の登録商標または商標です。



以上



＜アビームコンサルティング株式会社について＞
　アビームコンサルティングは、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームです。戦略、ＢＰＲ、ＩＴ、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識と、豊富な経験を持つ約３，６００名のプロフェッショナルを有し、金融、製造、流通、エネルギー、情報通信、パブリックなどの分野を担う企業、組織に対し幅広いコンサルティングサービスを提供しています。２０１０年３月期連結売上高は４８６億円。
　ホームページ：http://www.abeam.com/jp/



※以下の資料は、添付の関連資料を参照
　・図１．アビーム需給クラウドサービス
　・図２．アビーム需給クラウドサービス概要