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アンジェスMG、機能性ペプチド「コスメペプチン」の抗酸化など新規作用を発見

2012-11-21

機能性ペプチド「コスメペプチン」に抗酸化作用などの新規作用を発見
−脳心血管抗加齢研究会2012にて発表−



 当社は、アンチエイジング作用と抗菌作用を併せ持つ機能性ペプチド「コスメペプチン」の作用機序について解明し、この度、新規作用を有することを発見し、脳心血管抗加齢研究会2012(アンチエイジング医学の最前線と未来)にて発表しますので、その内容について報告いたします。

 コスメペプチンは、大阪大学での新規遺伝子スクリーニングにより発見された機能性ペプチドAG30の改変体であり、抗菌作用と線維芽細胞に対する増殖作用が見出され、さらにこれまでに、その作用機序を解析し、上記効果に加えてヒアルロン酸産生促進作用、抗しわ、たるみ作用(コラーゲンゲル収縮作用)を有することが判明していました。今回、さらなる解析の結果、抗酸化作用、および育毛作用(毛乳頭細胞増殖作用)も有す
ることが判明しました。
 コスメペプチンは、線維芽細胞増殖作用により、真皮の構成細胞である線維芽細胞を増やし、ヒアルロン酸産生促進作用により、加齢とともに減少するヒアルロン酸を補い、肌にハリ、弾力、潤いを与えます。真皮中の線維芽細胞の牽引力を活性化することにより、しわ・たるみに対する改善効果が期待されます。そして、自然免疫機構である抗菌ペプチドと同様な働きにより、肌のバリア機能を補い、細菌による肌トラブルを防ぎます。また、今回新たに発見した、抗酸化作用により人体に有害な活性酸素を抑えます。毛乳頭細胞増殖作用により育毛効果も期待できます。

 このように、コスメペプチンは、抗菌作用と線維芽細胞を介した多機能アンチエイジング効果を有することから、新しいタイプの化粧品・ヘルスケア商品への応用が期待されます。現在、大手化粧品会社等とコスメペプチンおよびその周辺ペプチドについて機能評価を進めており、今後早急に商品化を進めていく予定です。

 本件による本年度業績への影響はありません。


以上


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