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大林組など、青山大林ビルの正式名称を「oak omotesando」に決定

2012-11-20

(仮称)青山大林ビルの正式名称を
「oak omotesando」(オーク表参道)に決定

新たなランドマークを彩る、商業施設テナント発表



 株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)と子会社の大林不動産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:上岡創)では、港区北青山3丁目で建設を進めている(仮称)青山大林ビルの正式名称を「oak omotesando」(オーク表参道)と決定しました。工事は順調に進捗しており、表参道エリアの新たなランドマークとして、2013年3月に竣工を予定しています。


1.ビルの正式名称を「oak omotesando」(オーク表参道)に決定
 ・本ビル名称は、大林不動産の賃貸ビルブランドである「オーク」シリーズの名を受け継ぎ、世界的なファッションブランドストリートである表参道に位置することから、世界の方々にも認知されやすいようアルファベット表記としたものです。
 ・本施設の中央を貫通するパサージュの南側緑地に、ビル名の由来である柏(オーク)を植樹し、表参道のケヤキから続く緑のエコ・スペースを創出します。


2.商業施設のテナント決定
 ・本ビル1・2階の商業施設には、表参道の新しいランドマークにふさわしく、「エンポリオ アルマーニ青山店」、「コーチ表参道」、「ネスプレッソブティック 表参道店」、「スリードッツ青山店」および「茶洒金田中」の出店が決定しています。


3.杉本博司氏のプロデュースによる美しい空間デザイン
 ・「oak omotesando」(オーク表参道)のエントランスホールから2階カフェへと続く空間は、現代美術作家・杉本博司氏によるデザインです。巨石群に囲まれた奥行きのある空間は古代神殿をほうふつとさせます。空間最深部の天井から、数理模型『窟竟頂(くっきょうちょう)』が下がり、神殿的空間における現代の御正体の役割を果たしています。
 ・石段奥にも、杉本氏が設計したカフェ、「茶洒金田中」がたたずみます。このカフェは、日本有数の料亭金田中がプロデュースし、運営するものです。カフェ内では、坪庭に見立てたテラスを眺めながら、10mにも及ぶ白無垢(むく)材のカウンターで、上質な料理とお酒が楽しめます。


4.豊久将三氏による環境配慮型のファサードライティング
 ・本ビルの表参道側である北面および東西面の3つのファサードに、ライティング・アーキテクトの豊久将三氏によるLED照明器具を使った環境配慮型のファサードライティングを設置しました。
 ・今回、ファサードに採用した豊久氏によるライティングの特徴としては、光が当たる場所の素材や色の状態による光の見え方を入念に検証し、微妙な光や色の差に表現の精度を求めたことや、日本の伝統的な色を意識できる精妙な光のグラデーションを採用し、建築と光の幸福な関係を表現するといった、今までにない独特な手法を取り込んだことなどが挙げられます。


<杉本博司氏アートパース>

 ※添付の関連資料を参照


杉本博司(すぎもと ひろし)
現代美術作家
 1948年東京生まれ。立教大学卒業後、1970年に渡米、1974年からニューヨーク在住。徹底的にコンセプトを練り上げ、8×10インチの大判カメラで撮影する手法を確立。精緻な技術によって表現される作品は世界中の美術館に収蔵されている。2008年建築設計事務所「新素材研究所」を設立。2009年開館のIZU PHOTO MUSEUM(静岡県長泉町)の内装設計・作庭をはじめ、近年は建築分野へも活動の幅を広げている。主な著書に『空間感』(マガジンハウス)、『苔のむすまで』、『現な像』、『アートの起源』(新潮社)。内外の古美術、日本の伝統芸能に対する造詣も深く、創設者となった小田原文化財団にて美術・演出・脚本を手がけた「杉本文楽 曾根崎心中 付り観音廻り」を2011年神奈川芸術劇場にて公演。
 2013年パリ市立劇場にて再演予定。1988年毎日芸術賞、2001年ハッセルブラッド国際写真賞、2009年高松宮殿下記念世界文化賞、2010年秋の紫綬褒章


<豊久将三氏照明パース>

 ※添付の関連資料を参照


豊久将三(とよひさ しょうぞう)
ライティング・アーキテクト
 最新のテクノロジーを使った光の設計を主に行う。ニューヨーク近代美術館での「CONTEMPORARY JAPANESE TEXTILES」展における光ファイバーを使用した照明で世界的な評価を得る。現在までに、東京国立博物館・法隆寺宝物館をはじめ、セントルイス美術館、モントリオール現代美術館、森美術館、ポーラ美術館、サントリー美術館、原美術館、根津美術館、三菱一号館美術館などの展示照明とともに、ニューヨークを中心に個人コレクターの自邸の照明も数多く手がける。ほかに国立国会図書館 関西館などの大型公共施設照明、Dior表参道、Gucci銀座、BVLGARI銀座などラグジュアリーブランドのファサード照明や店舗照明など、幅広い活動を行っている。近年、環境と光の関係を追及しており、沖縄県立美術館展示室では太陽光を取り入れた光の設計を行い、2011年根津美術館展示室照明において、環境省平成22年度 省エネ照明デザインアワード公共施設・総合施設部門グランプリを受賞


以上

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