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マクニカネットワークス、米社製のデータ分析ソフト・新バージョンを出荷開始

2012-11-20

マクニカネットワークス、米国Splunk(スプランク)社製
データ分析プラットフォーム新バージョンSplunk Enterprise 5を出荷開始
〜BigData活用を視野にHadoop連携用コネクタ、クラスタリング機能を追加〜


 ネットワーク機器の輸入、開発、販売を手がけるマクニカネットワークス株式会社(以下 マクニカネットワークス、本社:横浜市港北区新横浜1−5−5、代表取締役社長:宮袋 正啓)は、この度、マクニカネットワークスが国内一次代理店として販売しているデータ分析のためのソフトウェアの新バージョン「Splunk Enterprise 5」の出荷を開始したことを発表いたします。

 新バージョン:Splunk Enterprise 5
 出荷開始日:2012年10月30日


 SplunkEnterpriseは、ネットワーク機器、サーバ、アプリケーションなど、ITインフラの各マシンから出力されるデータをリアルタイムに収集・蓄積し、検索や分析を行う、データ分析のためのソフトウェアです。
 テキスト化されたデータであれば、ログフォーマットなどのデータ形式の違いを意識することなく、Splunk Enterpriseへスキーマレスにデータを取り込むことが可能です。Splunk Enterpriseで取り込まれたデータに対して、自動的にインデックスデータが生成され、元データとともに一元化されたデータとして保存されます。Web GUIから一元化されたデータへアクセスすることにより、簡単、高速に必要な情報を検索し、様々な分析を可能にします。

 アプリケーションに起因した問題のトラブルシューティングや、セキュリティインシデントの調査など、大量、複雑なデータの調査に時間を要していたケースにおいて、SplunkEnterpriseを活用することで、飛躍的に作業効率を向上させ、迅速な調査を可能にします。
 また、SplunkEnterpriseに取り込んだデータを元にしたシステム稼働状況やリソース状況のモニタリングによって、サービスレベルの低下やシステムの機能停止を防ぎ、ITインフラの問題によるビジネスの機会損失の低減を実現します。さらに、リアルタイムでの売上状況、お客様のアクセス履歴を把握することで、売上を向上させるための判断にデータを活用させることも可能です。

 既に80か国4,400社を超えるお客様に導入されているSplunk Enterpriseは、日本国内でも、サービスプロバイダ、金融機関、ECサイト、大手製造業など多くのお客様に導入されています。

 今回出荷を開始した「Splunk Enterprise 5」では、これまで以上に、BigData活用シーンでのお客様の利便性向上のため、Hadoopとの連携により、Splunk Enterprise 5とHadoop双方向のデータ移動を実現し、Hadoopインフラ環境の監視やトラブルシューティングも可能になりました。また、レポート表示速度の向上や特許申請中のIndex Replicationテクノロジーを利用したクラスタリング機能の追加によるスケーラビリティの向上などの拡充を新バージョンSplunk Enterprise 5で実現しました。


■新バージョンSplunk Enterprise 5の主な特長

1.Hadoopとの連携
 (1)Splunk Hadoop Connect
  Splunk Hadoop Connectは、Splunk Enterprise 5とHadoopの双方向のデータ移動を実現します。
  Splunk Enterprise 5から、Hadoop分散ファイルシステム(HDFS:Hadoop Distributed File System)へのイベント転送や、HDFSのデータをSplunk Enterprise 5に取り込むことができます。また、HDFS上のデータをSplunk Enterprise 5から探索することができます。

 (2)Splunk App for HadoopOpsの無償提供
  Hadoopインフラ環境の監視やトラブルシューティングを行うことができる、アプリケーション(Splunk App for HadoopOps)が無償提供されています。これにより、Splunk Enterprise 5はHadoopだけでなく、ITインフラをEnd−to−Endで可視化することができるので、システム全体をより完全に把握することが可能です。

2.クラスタリング
 Splunkインデックスサーバは、他のインデックスサーバのデータを複製することができるようになりました。これにより、複数台のサーバをスケールアウトさせた環境においても、データロスを防ぎ、高可用性を実現します。

3.レポート高速化
 レポートを定期的にサマリーデータとして自動的に蓄積することで、レポートの対象期間が長期間であっても高速なレポート表示が可能になりました。

4.PDFプリンティング
 PDFサーバのインストールをする必要なく、レポート結果のPDFダウンロードや、管理者にメール配信することができるようになりました。


■Splunk Enterpriseの詳細
 http://www.macnica.net/splunk/


【スプランク社 会社概要】
 米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社をおくスプランク社は、リアルタイムのマシンデータだけでなく、施設やクラウド内にあるテラバイト単位の履歴データのモニタリング、レポート、分析を提供する、運用インテリジェンスソフトウェアの主要プロバイダーです。80ヶ国で4,400を超えるエンタープライズ、サービスプロバイダ、政府機関がSplunk Enterpriseを使用して、サービスレベルの向上、IT運用コストの削減、セキュリティリスクの緩和、新しいレベルのオペレーションの可視性を実現しています。
 スプランク社:http://www.splunk.com/

【マクニカネットワークス 会社概要】
 マクニカネットワークスは、数多くの海外企業との提携により、最先端のテクノロジーを備えた様々なネットワーク機器・ソフトウェアなどを提供する技術商社です。その豊富なラインアップと、製品の導入から運用・保守サポートに至るまでの万全なサービスにより、官公庁や教育機関・一般企業など、数多くのお客様への導入実績を誇ります。

 会社名     マクニカネットワークス株式会社
 資本金     3億円(2012年3月31日現在)
           ※株式会社マクニカ100%出資子会社
 設立       2004年3月1日
 本社所在地  〒222−8562 神奈川県横浜市港北区新横浜1−5−5
 代表者     代表取締役社長 宮袋 正啓
 従業員     210人(2012年3月31日現在)
 ホームページ http://www.macnica.net/
 決算月     3月
 事業内容    企業向けネットワーク、コンピュータ及び情報通信システム関連ハードウェア・ソフトウェアの
輸出入、開発、販売、コンサルティング/保守サービスにわたるITソリューションの提供


※本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。


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