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日本ノーベル、自動テストシステム「Quality Commander 6」直交型ロボットタイプを発表
ロボットでタッチパネルを操作、1台でスマートフォンからタブレットまで対応、
自動テストシステム「Quality Commander 6」直交型ロボットタイプをリリース
日本ノーベル株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:鈴木祥夫、以下、日本ノーベル)は、組込み機器のソフトウェアテスト自動化システム「Quality Commander 6(クオリティ・コマンダー・シックス)」(以下、Quality Commander)の直交型ロボットタイプをリリースいたしました。
テスト対象機器を固定する治具が新しくなり、スマートフォンからタブレットまで、様々なサイズの機器を1つの治具で簡単に固定できるようになりました。(特許出願中)
また、タブレット対応タイプとしてはシリーズ最小の筐体で、卓上に置けるサイズを実現しました。
Quality Commander 6 直交型ロボットタイプの主な特徴は、以下の通りです。
*画像入り「主な特徴」は添付の関連資料を参照
●スマートフォンからタブレットまで、様々なタッチパネルサイズに対応
対角線方向の固定具に、回転機構を持たせることで、様々なサイズ、画角の機器を1台のアダプタで簡単に固定できるようになりました。(※)
●卓上に置ける筐体サイズを実現
ロボットコントローラを含めて幅60cm×奥行き60cm×高さ80cmの筐体サイズに納めました。タブレット端末を操作可能なロボットタイプとしてはQuality Commanderシリーズで最小の筐体サイズで、卓上に置いて使用できます。操作可能域は幅30cm×奥行き30cm×高さ10cmで、12inchまでのタッチパネル操作に対応します。
●文字やアイコンを探して押す
テストシナリオで指定した文字やアイコンを、画面から探し出し、ロボットがその場所をプッシュします。文字で操作位置を指定できるため、例えば「『ネットワーク』というメニューテキストを押す」といったテストシナリオも作成できます。これにより画面デザインの変更がある、開発中の画面でも自動テストが可能です。
●主な仕様
タッチパネル操作速度:1回/sec
操作部仕様:可動範囲:300×300mm、垂直可動距離:100mm
外形寸法:600×800×600(mm)
カメラタイプ:CMOS カラーカメラ(プログレッシブ)
解像度:2592×1944
追加可能オプション:プランジャーオプション(最大12本)、2本指開閉操作ハンド
なお日本ノーベルは本製品を、11月14日からパシフィコ横浜で開催されるEmbedded Technology 2012/組込み総合技術展(ET2012)において展示します。
本件に関する詳細は、添付資料をご参照下さい。
*添付資料は添付の関連資料「添付資料1、2」を参照