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日本産業機械工業会、24年度上半期(4〜9月)の産業機械受注状況を発表

2012-11-16

平成24年度上半期 産業機械受注状況
(平成24年4〜9月)


 平成24年度上半期の産業機械受注総額は、前年同期比76.0%の1兆9,039億円となり、年度上半期としては3年ぶり、年度半期としては6期ぶりに前年同期を下回った。

 内需は、前年同期比81.1%の1兆2,844億円となり、年度上半期としては3年ぶり、年度半期としては5期ぶりに前年同期を下回った。
 外需は、前年同期比67.4%の6,194億円となり、年度上半期としては3年ぶり、年度半期としては6期ぶりに前年同期を下回った。


1.需要部門別受注状況

(1)内需
 [1]製造業
  鉄鋼、非鉄金属、情報通信、造船、その他製造業の減少により、前年同期比89.3%の4,697億円となり、年度上半期としては3年ぶり、年度半期としては3期ぶりに前年同期を下回った。
 [2]非製造業
  電力、その他非製造業向けの減少により、前年同期比61.5%の4,105億円となり、年度上半期としては2年ぶり、年度半期としては2期連続で前年同期を下回った。
 [3]民需
  [1]と[2]を加算した民需の合計は、前年同期比73.8%の8,803億円となり、年度上半期としては2年ぶり、年度半期としては4期ぶりに前年同期を下回った
 [4]官公需
  国家公務を除くすべての需要部門が減少し、前年同期比92.3%の2,354億円となり、年度上半期としては2年連続、年度半期としては2期ぶりに前年同期を下回った。
 [5]代理店
  前年同期比123.7%の1,686億円となり、年度上半期としては3年連続、年度半期としては5期連続で前年同期を上回った。

 なお、内需で増加した機種は、鉱山機械(109.2%)、ポンプ(122.3%)、送風機(105.8%)、金属加工機械(135.2%)の4機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(60.9%)、化学機械(含冷凍)(87.0%)、タンク(84.8%)、プラスチック加工機械(90.8%)、圧縮機(91.6%)、運搬機械(83.3%)、変速機(78.1%)、その他機械(85.6%)の8機種である(括弧の数字は前年同期比)。

(2)外需
 北アメリカ、アフリカを除くすべての地域で減少し、前年同期比67.4%の6,194億円となった。

 なお、外需で増加した機種は、鉱山機械(236.2%)、運搬機械(107.0%)の2機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(54.4%)、化学機械(冷凍含)(74.0%)、タンク(50.9%)、プラスチック加工機械(98.3%)、ポンプ(86.4%)、圧縮機(58.4%)、送風機(45.6%)、変速機(55.8%)、金属加工機械(50.9%)、その他機械(95.9%)の10機種である(括弧の数字は前年同期比)。


2.機種別受注状況

(1)ボイラ・原動機
 電力、外需の減少により、前年同期比58.5%の4,969億円となり、年度上半期としては2年ぶり、年度半期としては2期連続で前年同期を下回った。

(2)鉱山機械
 窯業土石、鉱業、外需の増加により、同122.5%の87億円となり、年度上半期としては2年連続、年度半期としては2期ぶりに前年同期を上回った。

(3)化学機械(冷凍機械を含む)
 電力、その他非製造業、官公需、外需の減少により、同82.9%の4,931億円となり、年度上半期としては2年ぶり、年度半期としては3期ぶりに前年同期を下回った。

(4)タンク
 化学、石油・石炭、外需の減少により、同63.3%の170億円となり、年度上半期としては2年ぶり、年度半期としては4期ぶりに前年同期を下回った。

(5)プラスチック加工機械
 化学、その他製造業、外需の減少により、同95.2%の825億円となり、年度上半期としては2年連続、年度半期としては2期ぶりに前年同期を下回った。

(6)ポンプ
 官公需の増加により、同111.1%の1,553億円となり、年度上半期としては3年連続、年度半期としては3期連続で前年同期を上回った。

(7)圧縮機
 はん用・生産用、通信、その他非製造業、外需の減少により、同72.6%の1,154億円となり、年度上半期としては3年ぶり、年度半期としては5期ぶりに前年同期を下回った。

(8)送風機
 運輸・郵便、外需の減少により、同95.3%の98億円となり、年度上半期としては3年ぶり、年度半期としては2期連続で前年同期を下回った。

(9)運搬機械
 繊維、鉄鋼、非鉄金属、情報通信、造船、電力、情報サービス、官公需の減少により、同90.0%の1,526億円となり、年度上半期としては3年ぶり、年度半期としては6期ぶりに前年同期を下回った。

(10)変速機
 食品、化学、鉄鋼、金属製品、自動車、造船、その他輸送機械、その他製造業、建設、官公需、外需の減少により、同72.9%の219億円となり、年度上半期としては3年ぶり、年度半期としては2期連続で前年同期を下回った。

(11)金属加工機械
 外需の減少により、同69.7%の988億円となり、年度上半期としては3年ぶり、年度半期としては2期連続で前年同期を下回った。

(12)その他機械
 情報通信、自動車、その他製造業、その他非製造業、官公需の減少により、同87.3%の2,512億円となり、年度上半期としては3年ぶり、年度半期としては3期ぶりに前年同期を下回った。



※以下の資料は、添付の関連資料「平成24年度上半期 産業機械受注状況」を参照

 (表1)最近の産業機械の需要部門別受注状況
 (グラフ1)需要部門毎の推移(年度半期・受注金額)
 (表2)最近の産業機械の機種別受注状況
 (グラフ2−1)機種毎の推移(年度半期・受注金額)
 (グラフ2−2)機種毎の推移(年度半期・受注金額)
 (表3)平成24年4月〜9月 主な需要部門別受注状況
 (表4)平成24年4〜9月 需要部門別機種別受注額 累計

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輸送機械 非鉄金属 民需 鉱業

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