イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

矢野経済研究所、文具・事務用品市場に関する調査結果を発表

2012-11-16

文具・事務用品市場に関する調査結果 2012


【調査要綱】
 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内文具・事務用品市場の調査を実施した。

 1.調査期間:2012年7月〜10月
 2.調査対象:文具・事務用品関連事業者等
 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e−mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用


<文具・事務用品とは>
 本調査における文具・事務用品とは、筆記具(鉛筆、万年筆、油性ボールペン、水性ボールペン、シャープペンシル、油性マーカー、水性マーカー)、紙製品(ノート、学習帳、手帳類、封筒、アルバム、ルーズリーフ、レポート用紙)、事務用品(ファイル類、粘着テープ、印章類、ラベル類、のり、黒板類(ボード他)、修正用品、カッター、ステープラー、消しゴム、文具はさみ、電子文具、電子辞書)の3分野27品目を対象とする。


<調査結果サマリー>

◆2011年度の国内文具・事務用品市場規模は前年度比1.5%減の4,764億円と推計、減少幅は縮小したものの依然減少傾向が続く
 2011年度の国内・文具事務用品市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年度比1.5%減の4,764億円と推計した。文具・事務用品市場の減少幅は縮小したものの、依然として減少傾向は続いている。法人需要は厳しい状況が続いているが、底打ち感がでてきた。また、パーソナル需要は底堅く、個人の開拓に文具メーカーの目が向けられている。

◆ノート市場は引き続き好調、デザイン性や付加価値を高めたノートが注目される
 2011年度の国内ノート市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年度比1.7%増の233億円と推計する。同市場は2007年度以降、拡大基調となっており、文具・事務用品全体市場が縮小する中で数少ない成長分野となっている。2011年度はやや成長率が鈍化したものの、デザイン性や付加価値を高めたノートの普及やデジタル機器(スマートフォン)に連動した新ジャンルのノートの登場などで成長を維持している。

◆2011年度は水性ボールペン伸長(ゲルインキ含む)、油性ボールペン微減
 2011年度の油性ボールペンの市場規模は、前年度比1.6%減の187億円、水性ボールペン(ゲルインキ含む)の市場規模は、前年度比6.0%増の158億円と推計する。ボールペン合計では、前年度比1.8%増の345億円となる(以上、いずれもメーカー出荷金額ベース)。
 水性ボールペンは、“消せる”ボールペンや“カラーバリエーションが豊富な替え芯が選べる”ボールペンなどがロングセラーのヒット商品となり、2010年度以降市場は拡大している。油性ボールペンは、水性ボールペン人気の影響もあり、2011年度の市場は微減となった。


【資料発刊】
 資料名:「2012年版 文具・事務用品マーケティング総覧」
      http://www.yano.co.jp/market_reports/C54113800


*以下、リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照

Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版