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日本TI、スマートフォン向けTI SensorTagキットを発表
日本TI、Bluetooth low energy対応のスマートフォン向け
TI SensorTagキットを発表
ダウンロード可能なSensorTagアプリおよびサンプル・アプリケーションが設計を簡素化
日本テキサス・インスツルメンツは、Bluetooth(R) low energy SensorTag キットを供給すると発表しました。この新型キットは、ダウンロード可能なSensorTagアプリおよびサンプル・アプリケーションを提供し、急成長中のBluetooth low energy対応スマートフォン向けアプリ市場への参入をご検討されている各社にご利用頂けます。このキット内には6個のセンサが統合されていることから、ヘルスおよびフィットネス、教育向けツール、玩具およびリモート・コントロール、ならびに携帯電話アクセサリをはじめとした、コンシューマのスマートフォン、タブレットまたはラップトップPCなどから制御できる、様々なアプリケーションを実現できます。製品の詳細は、http://www.tij.co.jp/sensortag-pr-jpから参照できます。
開発各社は、SensorTagを開梱し、無償のアプリをスマートフォンへダウンロードし、サンプル・アプリケーションを選択、SensorTagのセンサ群を使用して、直ぐにデモンストレーションまたはアプリケーションを実行できます。『CC2541』 Bluetooth low energy SoC(システム・オン・チップ)を使用すれば、スマートフォンを使用したアプリケーションとアクセサリを試作できます。『CC2541』はロイヤリティ・フリーのTI BLE−Stack(TM)ソフトウェア、技術資料およびリファレンス・デザインを弊社ホームページからダウンロードできます。SensorTagおよびアプセサリの例は、SensorTagビデオから参照できます。
TIのワイヤレス・コネクティビティ・ソリューション総責任者のオイビン・バークネス(Oybind Birkenes)は次のように述べています。「メーカー各社にとって、Bluetooth low energyは、スマートフォン、タブレットまたはラップトップPCなどを経由して各社のアプリケーションをクラウドに接続するための、非常にシンプルかつ効率的な方法です。メーカー各社は、SensorTagキットを使うことで、製品または新しいアプリケーションにBluetooth low energyを追加する利点を、迅速かつ容易に評価できます」
<SensorTagキットおよびアプリの詳細>
現在、SensorTagキットはiOSベースのアプリケーション向けに開発されています。評価過程で使用されるiOS SensorTAGアプリはこのページから無償でダウンロードできます。TIでは、より多くのBluetooth low energy対応機器の発表に合わせて、AndroidおよびWindows 8向けのSensorTagアプリも供給する予定です。
SensorTagには、InvenSense(ジャイロスコープ)、Kionix(加速度計)、Sensirion(湿度および温度)、TDK(気圧計)各社、およびTIの赤外線温度センサ(『TMP006』)の、6個のMEMSセンサが統合されています。さらに、すでにAce Sensors,Inc.およびByte Works,Inc.をはじめとした数社のアプリケーション開発会社が、SensorTagを使ったアプセサリ製品を市場に出荷しています。
『CC2541』ベースのSensorTagキットは、『CC2564』 Bluetooth v4.0 デュアル・モードQFN デバイス、BlueLink(TM) 7.0(英語)、WiLink(TM) 6.0(英語)、WiLink 7.0(英語)、およびWiLink 8.0(英語)の各ソリューションをはじめとしたTIのBluetooth製品を補完します。
<供給と価格について>
SensorTagキット(『CC2541DK−SENSOR』)は、単価(参考価格)25ドルで、TI eStore(英語)および販売特約店から供給中です。
※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照
【お問い合わせ先】
日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
プロダクト・インフォメーション・センター(PIC)
URL:http://www.tij.co.jp/pic