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F5ネットワークス、ファイルストレージ仮想化製品「ARXシリーズ」の新製品3品を発売

2010-12-14

F5ネットワークス、インテリジェントなストレージ自動階層化機能をクラウド環境での利用に向けて拡張

ARXの製品ポートフォリオにCloud Extenderと仮想アプライアンス等を追加し
顧客に高いビジネス価値と柔軟な導入の選択肢を提供


 F5ネットワークスジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:長崎 忠雄、以下F5)は、ファイルストレージ仮想化製品「ARX(R)シリーズ」のプロダクトラインを拡充することを発表します。

 このたび発表する「ARXシリーズ」の新製品は、クラウドストレージ・サービスを提供するプロバイダやオブジェクトストレージ・プラットフォームをサポートする「ARX(R) Cloud Extender(TM)」、ARX製品のより柔軟な利用環境を提供する仮想アプライアンス製品「ARX Virtual Edition」(以下、ARX VE)および、よりオープンなストレージ管理を可能にするAPI「F5(R) iControl(R)」の3製品です。

 企業が利用する情報量は増え続け、必要となるファイルストレージのボリュームが急速に増大しています。これに伴い、情報の的確な分類・保管の重要性が増し、ストレージのコストや運用リソースを軽減する重要性が高まることで、ストレージ管理の見直しやクラウドストレージ・サービスの利用が進みつつあります。

 今回のプロダクトラインの強化により、ファイルストレージ環境における、既存のインフラやデータセンターからクラウドサービスまでのシームレスな拡張を可能にします。さらに、インテリジェントにストレージ自動階層化を行うことによる投資収益率(ROI)の向上を支援するとともに、そのプラットフォームであるARX製品の導入において、より柔軟な選択肢を提供します。ARX製品とそれが実現するインテリジェントなファイルサービスは、ファイルストレージ環境における「ストラテジック・ポイント・オブ・コントロール」として、ユーザやシステムインテグレーターなどが、より強力かつ詳細なファイルデータ管理ポリシーを作成することを可能にすることで、ビジネス環境の改善やコスト削減を実現します。

 本日発表するARXの新機能の特長は、以下のとおりです。


・クラウドストレージのサポート−「ARX Cloud Extender」
 「ARX Cloud Extender」が提供するインテリジェントなストレージ自動階層化機能により、クラウドストレージがサポート可能になるため、既存の環境にクラウドストレージをシームレスかつ容易に統合できるようになります。これにより、ユーザはクラウド環境に保存されているファイルを、ローカルのデータセンターにアクセスする状況と同様に利用でき、データへのアクセスが容易になります。
 さらに、クラウド内に階層化されるデータの量を増やしつつ、IT運用コストやアクセスに必要となるコストを最小化するために、お客様はクラウドに保管するべきファイルを自動的に判別してクラウドストレージに移行するというようなポリシーをカスタマイズして作成できます。この新ソリューションは、Amazon S3、Iron Mountain VFSクラウドストレージ、NetApp StorageGRIDでの利用が認定されており、それ以外のサービスプロバイダに関しては認定取得中です。

・仮想アプライアンス製品−「ARX VE」
 「ARX VE」により、ARXのソリューションを物理アプライアンスに加えて、仮想アプライアンスとして利用することが可能になります。これによって、集中化されたデータセンターのみならず、さまざまな環境でARXをご利用いただけるようになり、支店や部署等の小規模単位、開発環境などにおいてもARXを容易にご利用いただけるようになります。ARX VEの導入には、用途に応じて次の3つのオプションから選択することができます。デモ用途にはトライアル・バージョンを、開発環境にはフル・バージョンを、さらにOEMパートナを通じても提供いたします。

・オープンなファイルサービスAPI−「F5 iControl」
 ソフトウェアベンダーやユーザは、F5のiControlファイルサービスAPIを活用することで、ARXのファイル仮想化機能と連動して、既存のデータ管理ソリューションやサービスを強化するとともに、新しいアプリケーションを開発することが可能になります。APIを活用することでARXのリアルタイムな変更通知機能を使用し、検索インデックス、バックアップ、監査およびクォータ管理ツールなどのさまざまなサードパーティアプリケーションと組み合わせることで、サービスの拡張性、即応性、効率性を向上させることができます。このAPIは、幅広い組織において、容易で合理的に導入できるよう、.NET、Java、Pythonといった開発言語をサポートしています。
 サービスの迅速な立ち上げができるよう、世界中で7万人を超えるIT専門家が集うオンライン技術コミュニティであるF5のDevCentralを通じて、豊富な文書や開発者向け資料を提供していきます。


■販売開始時期について
 本日、発表する新2製品(ARX Cloud ExtenderおよびARX VE)は、2011年初旬より販売を開始します。
 なお、API「F5 iControl」は、すでにご利用いただけます。

 ARXシリーズの新製品についての詳細は、以下のURLをご参照ください。

・「ARX Cloud Extender」
 http://www.f5networks.co.jp/product/arx/cloudextnder/index.html

・「ARX Virtual Edition」
 http://www.f5networks.co.jp/product/arx/feature.html#feature-00

・API「F5 iControl」
 http://www.f5networks.co.jp/product/arx/feature.html#feature-06


■F5ネットワークスについて
 アプリケーション・デリバリ・ネットワーキング(ADN)の分野におけるグローバルリーダーであるF5ネットワークスは、安全性と信頼性のある高速アプリケーション配信の実現を重点的に手がけています。F5の柔軟なアーキテクチャフレームワークにより、コミュニティ主導型のイノベーションが可能となり、組織はITの俊敏性を向上させるとともに、真のビジネス価値を生み出すサービスの動的な配信を促進できます。統合アプリケーションおよびデータ配信におけるF5のビジョンが、ADNソリューションの導入にあたり、いまだかつてない幅広い選択肢をお客様に提供します。これにより、アプリケーション配信の合理化とコストの削減を図り、アプリケーション、サーバ、ストレージ、ネットワークリソースの管理方法を再定義します。世界中の企業組織、サービスプロバイダ、クラウドプロバイダ、Web 2.0コンテンツ プロバイダが、ビジネスの進展を継続させるF5に信頼を寄せています。F5に関する詳細は、http://www.f5.comをご覧ください。

 F5ネットワークスジャパン株式会社は、2000年の設立以来、日本市場での販売、サポート、コンサルティングおよびトレーニングなどのサービスを、ビジネスパートナー様を通じ展開しています。国内3,000社を超えるお客様が、F5の提供するアプリケーション・デリバリ・ネットワーキング・ソリューションを活用されています。
 F5ネットワークスジャパンに関する詳細は、http://www.f5networks.co.jp をご覧ください。

 F5、BIG−IP、ARX、iControl、DevCentral、Cloud Extenderは、米国およびその他の国におけるF5 Networks, Inc.の商標またはサービスマークです。その他、本文中に記載のすべての社名および製品名は、各社の商標です。


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