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住環境研究所、「定年後の夫婦2人の暮らし方調査」の結果を発表

2012-11-09

「定年後の夫婦2人の暮らし方調査」について


 積水化学工業株式会社住宅カンパニー(プレジデント:高下貞二)の調査研究機関である株式会社住環境研究所(所長:倉片恒治)は、このほど「定年後の夫婦2人の暮らし方(シングルミックス)調査」を実施しました。"シングルミックス"とは、当研究所が提唱する定年後の夫婦2人が仲良く快適に暮らせる住まい方。夫婦がそれぞれ自立しつつ、互いの個を尊重しあう「シングル(自立)」の暮らしと、夫婦が適度な距離感でコミュニケーションする「ミックス(共生)」の生活を共存させる老後の夫婦2人の住まい方です。
 人生100年時代を迎えた今、人生のライフサイクルを25年周期で考えると51〜75才は第3周期。高齢社会が進展し、今や60代以上が人口のボリューム層です。その第3周期の夫婦2人の暮らし方の意識意向を探りました。


■調査結果のポイント

1.ひとりの時間を大切にし、自立した暮らしを望む
 "夫婦といえども1人の時間がほしい、それでこそ仲良く暮らせる"という考え方を支持するのは約6割(59%)。女性は74%が支持しています。

2.男性は家事に勤しみ、家庭での役割をはたそうと努力
 退職に伴う日常生活の変化で時間や頻度が増えたのは「家事」、「テレビを見る」、「家庭内での生活を楽しむ」で、中でも大きな変化は男性の「家事への参加」です。また、時間や頻度が減ったと答えた方では「仕事以外の外出」や「読書の時間」が上位。

3.女性に比べて男性は社会・友人との交流意識がやや低く、逆に女性は外に目が向く
 女性は「友人との交流」は積極的に、「社会との接点」も継続を望んでいるのに対して、男性は女性に比べ「社会との接点」や「友人との積極交流」意識はやや低くなっています。

4.男女とも自分専用の空間として「趣味室」を希望
 実際にある専用空間としては、男性は「書斎・仕事室」35%。女性は「くつろぎの部屋」27%、「趣味室」25%と自分専用はあっても3割程度。欲しい専用空間としては男女とも「趣味室」が第1位となっています。

5.体が弱ったら助け合い、共有の時間を多く持ちたい
 体が弱った時の夫婦の意識では、現実の夫婦意識に比べ「お互い助け合い共有の時間を多く持ちたい」が増加。高齢になると寄り添う生活を望んでいます。

<シングルミックスサイト (11月7日オープン)>
 http://singlemix.jp/


■調査概要
 調査目的:中高齢夫婦2人に対して、定年後の暮らしと住まいについて、夫婦意識や生活意識にスポットを当て、住まいに望むことを把握
 調査手法:インターネット調査
 調査時期:2012年7月
 調査対象:55才以上の男女
 有効回答:1247件(男性66%、女性34%)

 ※グラフの数字は全てパーセンテージ(%)


■回答者の属性
 年齢:55〜59才50%、60才以上50%
 就業状況:就業57%、無職43%
 年収:200万円未満10%、200万〜600万円未満43%、600万〜1,000万円未満20%、1,000万円以上11%
 住居形態:持家84%(戸建て64%、マンション20%)、賃貸10%、その他7%


 ※調査結果の概要、住環境研究所所長コメントは添付の関連資料を参照

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