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スズケン、連結子会社サンキの岡山物流センターを稼働
子会社(株)サンキ
岡山物流センターの稼働について
株式会社スズケン(本社:名古屋市、社長:太田裕史)の連結対象子会社であります株式会社サンキ(本社:広島市、社長:宅味義博)は、岡山県都窪郡早島町に竣工し、稼働に向けて準備を進めておりました岡山物流センターを平成24年11月12日(月)より稼働する運びとなりましたのでお知らせいたします。
1.建設の趣旨
スズケンでは、医療機関等のお得意さまへのサービス水準を向上させるため、全国9拠点の物流センター構築を基本軸にした物流構想の早期実現や「トレーサビリティー(追跡調査)」を実現することによる商品の品質管理精度の向上に取り組んでおります。
現在稼働中の札幌、宮城、戸田(埼玉県)、神奈川、千葉、江南(愛知県)、阪神(兵庫県)、福岡の物流センターに加え、岡山物流センターが稼働することにより当初予定していた全国9拠点の物流センターの設置計画を達成いたします。
このたび稼働いたします岡山物流センターは、岡山県・広島県東部・鳥取県・島根県の一部をカバーエリアとし、在庫の配置と定時頻回輸送体制を再構築することにより、納品リードタイムの短縮化や品切れ率の低下を目指します。
2.岡山物流センターの概要
(1)名称:岡山物流センター
(2)所在地:岡山県都窪郡早島町早島4962番21
(3)敷地面積:13,873.11m2
(4)建築面積:6,939.55m2
(5)延床面積:16,797.67m2
(6)構造・規模:鉄骨造地上3階建
(7)保管品目:17,000品目
3.岡山物流センターの特長
(1)トレーサビリティーへの対応:
スズケン独自の「倉庫管理システム(WMS)」の導入により、お得意さまへ納品した商品のロット・有効期限の管理を可能にしました。これにより、製造不良等による回収対象医薬品を迅速に回収することができます。
(2)安全・安心を重視した供給体制:
正確・確実に商品をお届けするために、出荷前に商品が正確に出庫されているかどうかを確認する「POS検品・仕分けシステム」を導入しました。
(3)安全・安心のセキュリティ対策:
向精神薬、毒薬、毒物・劇物などを保管する特殊品庫およびセンターコントロールルームに人の静脈認証システムを設置し、商品の特性に合わせた厳重な管理を行っています。また、ICチップ入り非接触カードによる全館の入退室管理や監視カメラによる24時間監視を行い安全・安心を確保しています。
(4)納品リードタイムの短縮:
近隣地域の岡山市・倉敷市にはセンターから直接商品をお得意さまにお届けすることができるよう、仕分け検品を行う作業エリアを設け、そのまま配送車両に積込みができる建物構成としました。
4.設備投資額
36億円
5.カバーエリア
岡山県・広島県東部・鳥取県・島根県の一部
6.出荷能力
年商1,250億円の処理能力を有しております。
7.稼働日
平成24年11月12日(月)[出荷予定日]
※参考画像は添付の関連資料を参照