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昭和産業、飼料用もみ米を配合した採卵鶏用配合飼料「こめっ娘シリーズ」を発売
採卵鶏育成用配合飼料新製品の発売について
昭和産業株式会社(社長:岡田茂)は、採卵鶏育成期の増体成績改善に効果がある「飼料用もみ米」を配合した採卵鶏育成用配合飼料「こめっ娘シリーズ」を10月1日に発売しました。
日本国内における採卵鶏の産卵能力は年々向上しており、1羽あたりの鶏卵生産量は増加する傾向にあります。このような変化の中で、成鶏期に最大限のパフォーマンスを引き出して高産卵を得るためには成鶏期だけでなく育成期の管理も重要と考え、育成期用配合飼料の開発に着手しました。
また、世界的な穀物価格の高騰、需給のひっ迫などから、飼料自給率への関心が高まる中、昭和産業グループでは休耕地の活用にも有効な飼料米に注目し、2007年から様々な取り組みを行ってきました。この取り組みの一つとして、飼料米の給与が鶏に及ぼす影響を検討したところ、飼料米を「もみ殻」付きのまま飼料に配合、給与することで鶏の増体成績が改善されることが明らかになりました。また、鶏の腸内菌叢が改善されるほか、悪癖(ツツキ)の低減効果があることも確認されました。
これらの結果から、「飼料用もみ米」を配合した採卵鶏育成用配合飼料としては、業界初となる「こめっ娘シリーズ」の製品化に至りました。
鶏卵生産者の方々のニーズに応えた製品「こめっ娘シリーズ」をぜひ一度お試しください。
<製品概要>
※添付の関連資料を参照
<製品特徴>
1.「飼料用もみ米」を配合
「もみ米」を育成期の鶏に給与することで、以下の効果が期待できます。
1−1.育成初期の増体量が改善します
1−2.消化管が発達し、消化率が向上します
1−3.大腸菌数の低下により、腸内細菌叢が改善します
1−4.鶏の悪癖(ツツキ)が低減します
2.大すう期に2銘柄を設定
体重コントロールを行う大すう育成期には、栄養価の異なる2銘柄を設定しております。鶏種の特徴や飼育環境に応じて使い分けていただくことで、よりスムーズな体重コントロールが可能になります。
3.プレレイヤー飼料で産卵準備
「こめっ娘シリーズ」には、大すう後期から成鶏期(16〜18週齢頃)に給与するプレレイヤー用飼料も組み込まれております。プレレイヤー飼料による早めのカルシウム給与により、産卵後半の卵殻質改善が期待できます。
4.原料の利用効率を重視
飼料原料の利用効率を向上するため、原料の消化を助ける酵素や、吸収率の高い有機ミネラルを配合しました。
※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照