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グローリー、開票作業の大幅な効率化を実現する新型投票用紙分類機を開発

2012-11-03

新型投票用紙分類機「GTS−1000」を開発
〜業界初の機能を搭載、さらなる省人化とスピード開票へ威力を発揮〜

 弊社は、国政選挙や地方選挙における開票作業の大幅な効率化を実現する
新型投票用紙分類機「GTS−1000」を開発いたしました。

【業界初の機能】
 (1)投票用紙の表裏/天地揃え機能を搭載
  →開披作業(※1)において投票用紙の表裏・天地を揃える作業が不要
 (2)投票用紙収納スタッカを最大65段まで増設可能
  →候補者が64名以下なら1回の処理で分類が可能(※2)
 (3)欄外への他事記載の表裏両面チェック機能を搭載
  →従来手作業で仕分けていた他事記載票も、自動判別して分類が可能


 近年の選挙では、即日開票はもとより、少しでも早い開票が求められています。これに対し、各地方自治体は休日の夜間に多数の人員で開票作業を行う必要があり、職員の時間外労働の増大など新たな課題が発生しています。
 このような背景から、地方自治体では人手による作業から機械による作業へと移行しつつあります。
 機械による開票作業では、各種選挙の投票用紙の手書き文字や記号を読み取り、候補者別に投票用紙収納スタッカへ自動で分類、計数が可能です。従来の手作業による開票作業に比べて迅速かつ正確に処理することができ、人件費も大幅に削減できます。

 この度開発したGTS−1000は、1996年に弊社が業界で初めて最高裁判所裁判官国民審査の投票用紙を自動で読み取る投票用紙分類機を開発してから第5世代目(※3)の新製品となり、さらなる機能向上を実現しました。

 新機能として業界初となる投票用紙の表裏/天地揃え機能を搭載しました。機内で自動的に表裏/天地を反転し、方向を揃える事ができるため、従来の開票作業において、最も人員を要していた開被作業を大幅に効率化することができます。
 また、市場ニーズに対応して、業界最多の最大65段まで投票用紙収納スタッカを増設可能としました。これにより、候補者が64名以下であれば1回の処理で分類することができます。
 さらに、他事記載の表裏両面チェック機能により、投票用紙の欄外に、何も書かれていないかを自動で判別して分類します。

 これらの業界初の画期的な新機能を搭載した「GTS−1000」は、全国の選挙での開票作業において、高速化と省人化に威力を発揮するものと確信しております。

 ※1 投票用紙を投票箱から出し、開披台に広げて、向きを揃える作業。
 ※2 最大65段のスタッカのうち64段を分類用に使用、残り1段をリジェクト用として使用。
 ※3 初代GTS−100(1996年)。業界初、最高裁判所裁判官国民審査などの記号式投票用紙に記入された○×などの記号自動読み取りを実現。
     2代目GTS−200(1999年)。記号に加え、業界初の手書き文字も読みとれる投票用紙分類機を実現。
     3代目GTS−300(2001年)。スタッカ数を4段から10段に増設し、分類作業の効率化を促進。
     4代目GTS−500(2007年)。スタッカ数を20段に増設、従来機の1.5倍の読み取り速度を実現。


【製品写真】

 ※添付の関連資料を参照

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