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トヨタ、タイのSTMでディーゼルエンジン生産能力を増強
トヨタ自動車、タイのSTMでディーゼルエンジン生産能力を増強
トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)のタイにおけるエンジン生産会社であるサイアム・トヨタ・マニュファクチャリング(Siam Toyota Manufacturing Co., Ltd.、以下、STM)は、新興国における需要の高まりに対応する為、2015年より、IMV系車両搭載用のディーゼルエンジンの年間生産能力を、約29万基増強することを発表した。
これにより、STMのディーゼルエンジンの年間生産能力は、約32万基から約61万基となる。
今回の能増のための投資額は約400億円、新規雇用は約450名を予定している。
STM製のディーゼルエンジンは、引き続きタイ国内で生産する車両に搭載する他、グローバルな供給拠点として、新興国の車両工場に輸出することも検討している。
トヨタは「トヨタグローバルビジョン」において、新興国を重点取組み分野の一つとして位置付けており、車両生産に伴うユニット調達についても、「需要のあるところで生産する」という考え方のもと、現地生産を推進していく考えである。
<サイアム・トヨタ・マニュファクチャリング概要>
会社名:サイアム・トヨタ・マニュファクチャリング(Siam Toyota Manufacturing Co., Ltd.)
所在地:タイ国 チョンブリ県 アマタナコン工業団地内
代表者:村井 茂
生産開始:1989年
従業員数:約3,200人(2012年10月時点)
生産品目:エンジン
生産能力:90万基/年(ディーゼルエンジン/ガソリンエンジン合計)
資本構成:TMC:96%、セメンタイホールディング社:4%