イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

ソーラーフロンティア、太陽電池モジュールの製造拠点を宮崎・国富工場に集約

2012-10-19

ソーラーフロンティア、製造拠点を最先端の国富工場に集約
年産900MWの国富工場の効率性の向上を反映



 【東京−2012年10月16日】−ソーラーフロンティア株式会社(社長:亀田繁明、本社:東京都港区台場2−3−2、以下:ソーラーフロンティア)は、CIS薄膜太陽電池モジュール生産の主力工場である国富工場(年産900MW)の効率性が継続的に向上していることから、宮崎第二工場(年産60MW)における現行仕様の太陽電池モジュールの生産を2012年末に一時休止することを決めましたのでお知らせします。宮崎第二工場は今後、開発中の新たな太陽電池を生産するための評価に入ります。国富工場は2011年2月に商業生産を開始し、同年7月には全ラインで商業生産体制に入りました。現在、最先端の技術を誇る同工場ではCIS薄膜太陽電池モジュールを生産しており、その変換効率は約13〜14%に達し、設置容量(kW)あたりの実発電量(kWh)は結晶シリコン系太陽電池をはじめとする競合技術のものを上回っています。ソーラーフロンティア製のCIS薄膜太陽光パネルは、高い実発電量を低コストで発電するよう設計されております。

 一方、宮崎第二工場は2009年に稼働し、国富工場で実現した設計効率のベースとなるノウハウを積み重ねてきました。今後は、ソーラーフロンティアが厚木リサーチセンターで更に画期的な新型太陽電池モジュールの開発に取り組んでいるため、将来的には宮崎第二工場をその生産に充てることを視野に入れ、設備評価を進めています。宮崎第二工場の社員は再配置の予定です。

 国富工場は、日本国内最大の太陽電池モジュール工場であるとともに、ソーラーフロンティアはすべての生産工程を日本で行っている、世界で唯一の太陽電池メーカーです。電気料金を下げる目的でパネルを選ぶ場合に最も重要なのは、設置容量(kW)ではなく、長年にわたっての実発電量(kWh)の信頼性です。「メイド・イン・ジャパン」の品質と共に、ソーラーフロンティアは今後とも太陽電池の研究開発やモジュール生産を基盤として、下流分野への展開も視野にいれて事業を進め、お客様に最も経済的で環境に優しいエネルギーソリューションを提供してまいります。


ソーラーフロンティア株式会社について】
 ソーラーフロンティア株式会社は昭和シェル石油株式会社(5002,T)の100%子会社であり、CIS 薄膜太陽電池の生産・販売を行っています。世界最大規模となる宮崎県の第3工場(国富工場:年産能力900MW)は、2011年2月より一部ラインで商業生産を開始した後、同年7月に全てのラインで商業生産を開始し、フル生産体制に移行しました。この結果、既存の工場と合わせて、約1GW(1,000MW)のCIS 薄膜太陽電池の年産能力を確立しました。ソーラーフロンティア株式会社が生産・販売するCIS 薄膜太陽電池は、銅、インジウム、セレンを使用して、当社の独自技術で生産する次世代太陽電池であり、経済効率が高く、環境に優しいことが特徴です。太陽電池の設置容量(kW)あたりの実発電量(kWh)が従来型のものに比較して高いだけでなく、原料からリサイクル処理まで高い環境意識で設計・生産されています。また、黒一色のデザインが評価され、内閣総理大臣表彰「第2回ものづくり日本大賞」で優秀賞(製品・技術開発部門)、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2007年グッドデザイン賞」では特別賞エコロジーデザイン賞を受賞しました。


Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版