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OKIグループ、USB型シンクライアント「Safario−WX」を発売
OKI、USB型シンクライアント「Safario(R)−WX」を新発売
〜機能強化により、より柔軟なシンクライアント環境の構築が可能に〜
*製品画像は添付の関連資料を参照
OKIグループでコンサルティングサービスおよびソリューション提供を行うOKIコンサルティングソリューションズ(社長:浅井 裕、本社:東京都港区)は、パソコンにUSBトークンを挿入するだけでシンクライアントを実現する「Safario(R)(サファリオ)」に新モデル「Safario−WX(サファリオダブルエックス)」を追加し、本日から販売を開始します。
企業や官庁では情報漏えい対策を求められる一方、外出先や自宅など場所を選ばず、業務を行える環境を構築したいという需要も高まっています。「Safario」は、2008年より販売しているUSB型シンクライアントです。これまでに、BCP(事業継続計画)の対応を強化した「Safario パンデミックパック」、利用環境の拡大などを実現した「Safario V3 WOLソリューション」と機能を強化し、これまでに約2,000ライセンスを販売しています。また、OKIが提供するクラウドサービスの「EXaaS(TM)リモートオフィスサービス」においても、「Safario」シリーズが採用されています。
このたび、「シンクライアントをより自席の環境に近い状態で快適に利用したい」「自社の環境に合わせてカスタマイズしたい」とのお客様の声にお応えし、それらを実現する「Safario」の新モデルとして「Safario−WX」を開発しました。
「Safario−WX」は、Windowsを起動した状態でパソコンのUSBポートに「Safario」トークンを挿入してシンクライアントを起動します。Windows上で直接、シンクライアントを起動するため、従来に比べてレスポンスが大幅に向上しました。これにより、処理速度の遅いCPUが搭載されているパソコンが利用でき、より広い範囲のパソコンで快適に利用できるようになりました。
オプション機能としては、新たにVDI(Virtual Desktop Infrastructure)(※1)対応やプリンタ・バーコードリーダーなどの外部装置の制御に対応しました。VDI対応によりログイン時に自動的に適切なサーバーが割り当てられるため、サーバーの障害時であっても利用者は仮想化されたデスクトップ環境にログオンできます。また、外部装置の接続が容易になったため、プリンタやソフトフォン端末を利用できるようになりました。「Safario−WX」は、これらの新機能によりお客様の利用環境や条件に合わせてカスタマイズが可能になり、さらに利便性が向上しました。
なお、従来から提供している「Safario V3」は、一部機能をバージョンアップし、今後は「Safario V4」として販売していきます。
OKIコンサルティングソリューションズは、今後もお客様のご利用形態に応じたリモートアクセス環境を提供し、事業継続性およびオフィス生産性の向上を支援していきます。
【「Safario−WX」システム構成図】
*添付の関連資料を参照
【販売計画】
標準販売価格:10ライセンスで800,000円〜(税別)
(「Safario ゲートウェイ/マネージャー」1式および、クライアント用の「Safarioトークン」10個)
※VDIやプリンタ・ソフトフォンなどの外部装置の利用は、オプションとなります。
出荷開始時期:2012年10月
販売目標:今後3年間で1億円
【用語解説】
※1:VDI(Virtual Desktop Infrastructure)
デスクトップ環境を仮想化してサーバー上に集約したもの。利用者はクライアント端末からネットワークを通じてサーバー上の仮想マシンに接続し、デスクトップ画面を呼び出せる。
・沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
・沖コンサルティングソリューションズ株式会社は、通称をOKIコンサルティングソリューションズとします。
・Safarioは、沖コンサルティングソリューションズ株式会社の登録商標です。
・Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
・その他、記載されている会社名、商品名は、一般に各社の登録商標または商標です。
■本件に関するお客様からのお問い合わせ先
OKIコンサルティングソリューションズ
お問い合わせフォーム:https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k152